七十四層攻略その二
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クラディールサイド
やはり(キリトに会いにだろうが)俺達のねぐらであるアルゲードにアスナはやって来た。結局アスナが料理する事に決まり、
「おい、緊張し過ぎだキリト。」
「なんでお前は勝手知ったる雰囲気なんだよ。あれかリリーナさんちに何回も行ったからだろ!」
何で文句を言われないかんのだ・・・まぁ、何回か行った事が確かにあるが・・・
「こらそこ口喧嘩しない!追い出して私一人で食べますよ!」
「「なんて恐ろしい事を言うんだ!」」
その一喝により俺達を大人しくさせ、彼女はせっせと料理を作っていく。
「はい!出来ましたよー召し上がれ!」
ほくほくと湯気を出すシチュー。おお、確かに旨そうだ!
「「いただきます!」」
挨拶もそこそこに、俺達はスプーンを動かした。やはり恐ろしく旨く、少し勿体無いくらいだった。俺達はその全てを平らげると、アスナがキリトを説得して来た。曰く、
「最近は迷宮区の危険性が跳ね上がっているのよ。」
結局断り切れず、キリトと俺はアスナとパーティを組む事になった。やれやれ、なんでこの二人は「パーティを組んでくれ」の一言がいえないのかねぇ・・・
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