ノルン火山
猛火龍
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「いえ、見てませんが。」
「そう……。」
ほんと何時の間に仲良くなったのかはなはだ疑問だ。
「攻撃準備だ。」
「「「はっ!」」」
各班の司令がそれぞれ命令をもって自分の班に走り去る。
「カズヤ、何かイヤな感じがする。」
「あたくしも寒気が。」
「オレもだ。何か来る。」
妙な空気が辺りに立ちこめ砂を踏みしめる音さえ聞こえなくなる。
「カズヤ……。」
「怖いです……。」
2人の顔色がどんどん悪くなり震え出す。
オレは二人に寄り添い肩を抱く。すると双方オレの腕をとってきつく抱きしめる。
「ボス、準備出来ました。」
「……行くぞ。」
「はっ。」
顔だけ部下に向けて指示を出す。
普段流れない神妙な空気が自然と緊張を高める。
『グオオオオオオォォォォォォン!!!!!』
!なんだ!?何かの声?
「あ、ああぁっ!?」
近くにいた部下の視線は空に向いている。
視線の先には見たこともないほどの火柱が。
「完全に復活した。」
「!シルバ!」
「もう手遅れ。逃げないとワタシ達が危ない。」
火柱が螺旋状になり中心付近に影が映る。
「猛火龍、復活した。」
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