第129話 ビゲスト同盟
[1/3]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
私はバーカウンターでミラさんの手作りレモンスカッシュを飲んでいた。
ル「はぁ・・・」
ミ「どうしたのルーシィ?ため息なんかついちゃって?あっ!もしかして、リョウがいないから退屈なのかしら?」
ル「ぶっ!」
レモンスカッシュを吹きこぼしちゃった!濡れた手拭いで拭きながら必死に否定する。
ル「ち、違いますよ〜!」
ミ「照れなくてもいいのに♪」
ル「照れてませんっ!」
ミラさんは天然すぎるよ〜。
ミ「大丈夫よ。マスターも今日中には帰れるって言ってたから。」
そう。リョウはマスターと一緒に定例会に出掛けていったの。何でも、どうしてもリョウの情報網が必要みたいなの。いったい何があったんだろう?
マ「ていうか、その幽霊会ってやつ、最近多いよね。」
ユ「それを言うなら、定例会。幽霊が集まるところに何でマスターとリョウが行くの?トーヤならまだ分かるけど。」
フ「お前もだんだんナツみたいになってきたな。」
私とミラさんの会話を聞いていたマヤとユモが私を挟むように隣に座って、フレイはテーブルの上にちょこんと座る。マヤはオレンジジュース、ユモはかき氷、フレイはキムチをミラさんに頼んだ。
ミ「最近、定例会である話題の事で、話し合ってるみたいなの。」
ル「ある話題って?」
私の問いに、ミラさんは手を止めて、私達の方に向き直ると、
ミ「また、動きが活性化してるのよ。闇ギルドが。」
ル&ユ「えぇっ!?」
マ「うっそぉ〜!?」
フ「マジかよっ!?」
驚いた拍子に同時に椅子から立ち上がった私達を見て、
ナ「何だ何だ?」
ハ「どうしたの?」
ナツ、ハッピー、グレイ、エルザ、ショール、ウェンディ、トーヤ、シャルルも傍に来た。
マ「闇ギルドがまた動き始めたんだってっ!知ってた?」
エ「その事なら、マスターから話を聞いている。六魔将軍、冥府の門、悪魔の心臓の3つの闇ギルドから構成されている闇ギルド最大勢力、バラム同盟が消えた事で、闇ギルドの中でまた新たな同盟が生まれたんだ。」
ミ「組織図に表した方がいいわね。リーダス、お願い。」
リ「ウィ。」
リーダスが光筆で手際よく闇ギルドの組織図をどんどん書いていく。
グ「なんか、以前よりデカイのは俺の気のせいか?」
い、言われてみれば、確かに・・・
リ「書けた。」
ミ「ありがとうリーダス。これが、現在の闇ギルドの組織図よ。」
空中いっぱいに新たな闇ギルドの組織図が書かれた。その組織図の中央に、大きいくくりが書かれている。
ウェ「
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ