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IS 〈インフィニット・ストラトス〉×トリコ 食を探求する夏の毒!
動きと指針
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にラインリーゼ家で美しい女性の激しい弟の勧誘があり、一夏は龍神 一夏・ラインリーゼになる日も近いかもしれない。一夏はセシリア、ラウラ、シャルロットに挨拶を終えるとのほほんさんの姿をみつけると近寄ったが
「いっち〜お久〜」
「っ…………!」
その光景は一夏にとっては非常に衝撃的なものであった。のほほんさんは普段と変わらない愛らしく可愛いものだった。頭は黄色い耳が付いたフードの様な物を被って笑顔を向けてくる。が、フードに隠れている僅かな包帯が一夏は見てしまった。それなりに深い怪我なのだろう、今も包帯の一部が血で染まっている。
「いっち〜どうしたの〜?」
「…………一応聞くが、ここ最近喧嘩でも起きたのか」
「「「「「!!い、いったい如何したのいきなり!?」」」」」
「俺は事実を聞きたい、質問に答えてくれ。ここ最近喧嘩でも起きたのか、否か」
「「「「「…起きました…」」」」」
その言葉は一夏の予想通りだった、のほほんさんは何時もユルい印象を受けるが彼女はそれなりに運動神経は良かった。そんな彼女が怪我をするのは事故か、はたまた第三者によるものか
「…如何してこんな怪我をしたんだ」
一夏はのほほんさんのフードを外して、ゆっくりと包帯を外して傷を見た。のほほんさんは嫌がったが、一夏が肩を撫でて大人しくさせた。一夏は傷を見ると、すぐさま何時も持ち歩いているバックからドクターアロエの繊維と成分を含んだ少し緑色がかかった包帯を取り出してのほほんさんの頭に優しく巻いてあげた。
「ええっと…一夏様、実は…」
セシリアはここ少しの間に学園内で起きた事について話した。それを聞いた一夏は呆れたり、少々怒りをあらわにしたり、若干百面相をしていた。
「なるほど…事情は察した。だが俺がそんな事を望んだか?頼んだか?実質、怪我人だって出ているんだろう?何故そのような事をした」
「それは…篠ノ之さんが余りに自分勝手で自分のやった事を認めようとしなかったから…で」
「はぁ…」
一夏は呆れたように溜息を付きながらいった
「まあ、約束を破った俺も人の事を強く責められないしな。しゃあねぇか、今回の事はこれで終わりだ」
彼女達は、改めて一夏の人としての格と器の違いに圧倒され、この人ならついていけるという不思議な確信が出来ていた。
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