03修行
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ルスレス)が私の使っているシュミクラムだ。これのデータとシナンジュのデータで改造してくれ。悪いが、こっちに思い入れがある」
「わかった」
紅の暴君3に出てきた魔剣の名前か。シャルトスだって、魔剣の名前だよね。まあ、いいや。シナンジュと紅の暴君を合わせて魔改造する。シナンジュは無人機か、母さんのPMCの人達にあげよう。いや、俺自身が使ってもいいけどね。
「できたよ」
「ありがとう。それじゃあ、早速テストするか……」
「なら、ドローンを出すね」
「頼む」
それから、母さんがログインして新しくなった紅の暴君に変わった。この紅の暴君には自己進化ロジックを組み込み、一定のダメージを与えられるとデストロイモードへと移行し、受けたダメージを瞬時に再生し、スペックを跳ね上げる仕様にしてある。ようは抜剣覚醒をイメージしてみた。それと強制離脱システムも搭載し、撃破されそうになると強制的に離脱される仕様だ。身体への負担はあるが死ぬ事はないだろう。それすらも、俺が第二世代型ナノマシンを開発すれば問題すら無くせる。
『準備が出来た。初めてくれ』
「了解。先ずは軽く3機ね」
母さんが立っているアリーナのようになっている場所にドローンであるユニコーン、バンシィ・ノルン、シナンジュを生成して戦いを始める準備をさせる。
「交戦開始」
命令を送ると、3体は連携を取りながら、ユニコーンとバンシィ・ノルンがビーム・マグナムを放つ。母さんはビーム・マグナムの軌道を予測して、瞬時に回避行動を行いながら突撃し、ビームサーベルを持って突撃してきたシナンジュを最小限の動きで回避しながら、刀の形になっているビームサーベルを横から通り抜けざまに胴体に1?を入れてその場で回転して、もう片方に握られたビームサーベルで首を叩き切った。そこに直ぐにビーム・マグナムが放たれるが、瞬時にいなくなっていて、残り2体のユニコーンとバンシィ・ノルン近くに接近して、首をビームサーベルで跳ね飛ばしていた。
『ドローンでは所詮この程度か。シャル。格100体ずつ出せ。訓練にならない』
「わ、わかった」
言われた通りに合計300体のドローンを放つ。すると、母さんはその中を縦横無尽に暴れまわり、虐殺を行っていく。近場の敵を掴んで盾として使い、使い終わると相手に蹴り飛ばして、ビーム・キャノンで敵を纏めて殺す。装甲にカスリ傷を無数に負うが、それは倒した時に生まれるエネルギーを吸収する事で自己修復機能を働かせ、瞬時に再生される。
『この紅の暴君は素晴らしい性能だ。どんどん追加してくれ。それとシャル自身が指揮を取れ』
「わかった」
取りあ
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