暁 〜小説投稿サイト〜
Black Engel and White Engels
魔法少女はじめました
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序「そこに至る道」
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」
と、過激なことを叫んでいるそうです。シュペーアがいませんけどね。
さてもう一人仲良くなった子がいます。
その子と仲良くなったのは、新入生オリエンテーションでペアを組んだのがきっかけでした。
あたしは少しおっちょこちょいなとこがあるので、少しメモを間違えてしまいました。
「ちょっと、大丈夫?ここはこうなっているよ。」
そう言って、あたしを助けてくれたのは朝比奈広海さんでした。
「ありがとう。広海さんってしっかりしているのだね。」
「妹が少し抜けていることがあって、そのせい?おかげでしっかりするようになったのよ。」
それからオリエンテーション中、よく話をしていました。
広海さんとはすぐに仲良くなりました。
また、別のクラスにいた双子の妹、小海さんとも仲良くなりました。
広海さん、小海さんの姉妹も“チームKUZE”のメンバー入りです。
1999年7月7日・2157・東京都檜原村
「全員集合!」
外で部隊員が集合し始めました。
全員、編上げブーツに迷彩柄の戦闘服、防弾チョッキを装備しています。顔はフェイスペインティングをして、ブルーのベレー帽をかぶっています。
腰にはシグ&ザウエルP228を装備し、M4カービンを構えています。
全員、屈強な兵士たちです。まるでケルベロスのようです。
「諸君、あと3分で作戦開始時刻だ。準備せよ!」
1998年4月・東京都西東京市・私立学園高等部
全員揃って高等部に上がることができました。それは、あたしが自殺した年齢になったということです。でも、もうそんなことはしません。パパもママも御祖父さまも御祖母様も、“ちんじゅ”のみなさんも、そして友達もいます。
いま、とても幸せです。
「久瀬絵里です。よろしくおねがいします。」
何回目かになる自己紹介をあたしはしました。
あたしの挨拶が良かったのでしょうか?みなさん拍手をしています。
ふと横を見ると、花楓ちゃんがやけにニコニコ笑っています。
「初めまして。小田川颯希です。高等部から通うことになりました。よろしくお願いします。」
はぁ。あたしの周りはなんと双子率が高いのでしょう。後輩も友達も双子だらけです。
花楓ちゃん。わざとあたしに黙っていましたね。お姉さん、あたしの後ろの席じゃないですか。
あたしの後ろの席で、近くに花楓ちゃんがいることもあって颯希さんとはすぐに打ち解けました。
また妹とよく似ていて、おっとりしているようですが、実に抜け目ありません。
しかも、1学期の中間テストでいきなり学年首位に躍り出ました。
「すごいね。颯希さん。」
「ううん。こことここのポイントを抑えただけだよ。」
実に的確にポイントをついてきます。
日頃はよくすっ転ぶくせに・・・と思いますが、すごく可愛いです。
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