マジカル☆ウィッチルフェイちゃん、短距離転移(ショートカット)する!
[2/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
の準備が終わったのか、正方形に調整された氷を取り出して投げつけました。命中すると、それは直ぐに弾けてスラグの身体の表面を氷漬けにして、動きを更に遅くしました。
「今です」
そこに私が瞬時に接近して、バルザイの偃月刀で冗談から斬りつけます。
「回避。ダブルアーム」
瞬時にバックステップで下がられたせいで、軽く装甲の表面を切り裂いただけとなりました。そして、直後に二つの腕が私に迫って来ました。
「猫キック!」
「にゃっ!」
迫っていた腕をいつの間にか現れた黒歌と白音が一つずつ蹴り上げました。それによって軌道が代わり、私の上を通っていきました。更に接近しながらクトゥグアの弾丸を顎に連射で叩き込んであげます。すると、顎の装甲が次々と破壊されて剥がれていきます。
「おいで、アタシの可愛いドラゴン! 恐怖におののくがいい!」
ベルちゃんがこけながらドラゴンを召喚して、ブレスを撃ってきました。私ごとですが。
「べ、ベルちゃん、だ、大丈夫なの!」
「ルフェイなら平気よ! きっと、多分」
「えぇええ〜〜〜」
「平気ですけど、非道いですよ……」
断鎖術式ティマイオス、クルティオスの力で瞬時に離れて、2人のそばに戻りました。その間もドラゴンのブレスは続いています。
「ルフェイ、やるよ!」
「そうですね。やりましょう」
私とベルちゃんは背後の空間に召喚術式を起動して、強い味方をさらに呼び寄せます。
「空間を歪めて何をする気だ!」
「「おいで、リーちゃん(レイ君)!!」」
召喚術式から巨大な恐竜が出てきます。そう、魔改造されたジェノブレイカーの青と赤です。そして、出現と同時に雄叫びを上げて、アンカーを床に打ち付け、尻尾を伸ばして口から砲塔を出したます。その砲塔や尻尾、口の前方には術式が多数展開され、発射準備が整っていきます。
「させるかっ! パウダーフレアだ!」
ニオ(?)の指示により、放たれたのは徐々に体力を奪う粉を振りまき、火器による爆発の攻撃です。
「「荷電粒子砲!」」
そこに二つの荷電粒子砲が放たれればどうなるか……答えは明白です。
「黒歌、白音!」
「アーシャさん!」
ベルちゃんが2匹を呼び戻して、私がアーシャさんを抱えて瞬時に接近して、結界を展開します。その直後に大爆発が起こりました。それはもう盛大な大爆発で、遺跡の天井が崩壊してどんどん落石してきます。それと、瞬時にニオ(?)も消えていました。
「ひゃああああああああぁぁぁっ!」
「アーシャ、結構余裕よね……」
「そんな事ないよ、ベルちゃん!」
次々に結界に大きな瓦礫がぶつかっては弾かれて行きます。展開したのは三角錐のような結界なので問題
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ