第1章 僕と文月学園。
五時間目 Dクラス戦!! (後)
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須川君、またで悪いんだけど、教師用に偽情報を―」
偽情報か。内容にもよるけど、いい手だ。
今ので、須川君が行っちゃったから残り2人か。
さて、どうしようか。このままじゃ、僕は戦死の可能性がある。
能力はまだとっておきたい。
ここは、時間を稼いで、雄二の指示にかけるしか―
「Dクラス井上「同じくDクラス―(×11人)」召喚します!『サモン』」
「ああ、もう!どうにでもなれ!」
半分やけくそで召喚獣を動かす。
Dクラスの人たちは全員点数は70点台。
クソッ、1人じゃ勝てない!
「とにかく、数を減らして...痛!」
1人に集中するとほかに攻撃される。一体どうすれば―
視点をあっちこっちに動かす。そして、名案が2つうかんだ。
「明久、僕の指示通りにやってもらいたい事が―痛―僕がタイミングを言うからお願い!」
それだけ言って、壁の方に召喚獣を動かす。
僕の案の1つめは壁を背にして、戦うこと。
動くことはできないけど、後ろを取られることがなくなる。
そして、2つめは―
そこで、Dクラス12人が一斉に飛びかかってきた。
やっぱりそう来るか。
たしかに急に全員で一斉に来れば、いくら前にこられても対処はできない。
けど、そのやり方は読めてる!
「今だ明久!」
「OK!」
召喚獣たちの攻撃が当たる3秒前位に明久に指示を出す。
その瞬間、明久が持っていた消化器の安全弁を引き抜く。
ブシャァァァァァァ
『な、なんだ!?』
敵の召喚獣の動きが鈍くなる瞬間に上へ跳ぶ。召喚獣の姿は煙がうまく隠してくれたため全然バレていない。
『ヤツの召喚獣がいないぞ!』
そしてバレないように煙にまぎれながら、相手を木刀で吹っ飛ばしていく。
そして煙が晴れる頃には、戦死した召喚獣の山が出来ていた。
「フゥっ、助かった...」
僕は、戦死する危険がさり、脱力して、廊下に座り込んでいた。
「ありがとね。明久。指示に従ってくれて」
「まあ、これくらいはね―ってあれ雄二たちじゃない?」
明久が言っていたので振り向くと、そこには、確かに雄二たちがいた。
と、ここで、
ピンポンパンポーン《連絡致します》
そんな放送が聞こえてきた。
「あはは、これ須川くんだよね」
「あはは、もう遅いよ」
そして二人で爆笑していた。
《船越先生、船越先生》
「ほんと、もう遅いよ」
「あはは、そうだね」
そして笑っていたが...
《吉井明久君が体育館裏で待っています》
......................あれ?
「What?」
《生徒と教師の垣根を越えた、大事な話があるそうです》
「あは、は。お..面白い冗談...だね」
「(棒)ソダネータイヘンダネー」
「おのれ、蒼空!絶対楽しんでるな!!」
「どっちにせ
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