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R-TYPE TACTICS 2 提督の裁量
テスト部
地球内対グランゼーラ革命軍
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あー、これはひどいやられようだね。
途中ルナ・ベース6に補給目的で立ち寄ったのが原因かな…?

「自分には分かりかねます…」

ハハハ、ジョークだよジョーク。
しかしこれだけの被害数を見ていると笑い事ではないね。
…この破壊痕跡、敵さんは新兵器でも使ったのかな?
見たところ、間隔を開けて横一列に編隊飛行していたところを襲われてるようだけど…

「横一列というと、波動砲を思い出しますね。」

うん、確かにそうだ。
しかし、やられたタイミングがどれも同じように見える。

「大佐、今は敵の残存兵に見つからないように早く本部へ戻りましょう。」

そうだね。
ワシントン7、静穏航行。なるだけ音がでないギリギリの速度で本部に帰投する。







こちら対地球外勢力連隊第四番隊、マンティス。ただいま帰投しました。

「うむ、地球外での戦闘ご苦労。戦闘内容は映像資料でも把握した。
 敵艦隊の詳細は分かるか?」

どうやら、巡航監視艦隊のようでした。
定時報告を求める無線通信を敵旗艦制圧時に受信したので。

「そうか。何にせよこれでまた一つグランゼーラの兵力を潰せたのだ。
 君の艦隊は非常に良い働きをしてくれる。」

お褒めに預かり、恐悦至極です。上官

「うむ、ついては君の艦隊裁量権の拡張を検討しよう。
そろそろ兵站では割に合わなくなってきただろう?」

そうしていただけるのであればこれほど嬉しい事はないです。

「分かった。上層部にこの映像資料とここ最近の君達の戦績データを提出し、裁量権拡張を諮ってみよう。
もしかすると、駆逐艦クラスの艦や巡航艦も配備されるかもしれんな。」

喜ばしい限りです、上官。では私はこれで。

「うむ、今後も素晴らしい活躍を期待している。」









…というわけだ。駆逐艦あたりが来てくれると僕としては嬉しいんだけど。
いつまでも戦闘機隊に護衛をさせるわけにはいかないしね。

「にしても、ようやく我々の働きが評価されましたね。」

うん、ようやくと言ったってつい3ヶ月前に大佐として連隊指揮権をもらったばかりなんだけどね。
おや?通信だ。誰からだろう。

「こちら第2番隊。また敵艦隊を撃墜したんだってな。」

その声はディーノ大佐かな?うん、つい3時間前にね。

「まったく、お前達には頭が上がらないよ。最近君らの噂しか聞かないからなぁ。」

あんまり噂されるのも好きじゃないけどね。そっちも頑張ってくれよ。

「ああ、言われなくてもな。…ブルーハートの名は変わらんな。
 まだあの日の事が記憶に残ってるか。」

ああ、昨日のことのように思い出せるね。
僕はバイドが憎くてこの世界に足を踏
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