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私立アインクラッド学園
第二部 文化祭
第32話 明日奈
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、俺は固まった。



「わたし……キリト君のことが好き」



「な……あ、え……?」

 俺は戸惑い、情けない声をもらすばかりだ。至近距離から、明日奈の吐息が聞こえる。

「……これが、わたしの伝えたかったこと」

 明日奈が、柔らかく微笑む。




「大好きだよ、キリト君」

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