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IS 〈インフィニット・ストラトス〉×トリコ 食を探求する夏の毒!
休養中の学園
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「ああもう五月蝿いのよ!一体誰のせいで龍神君が学校に来なくなったと思ってるのよ!!」
「私の性だと言いたいのか!?」
「貴方以外に原因なんてないでしょうに!そんな事も理解出来てなかったの!!?」
IS学園 1−1組教室
臨海学校明けの平日、そこには普段通りのものなどなかった。其処に合ったのは箒と大きな声で言い合いをしている多くの少女の姿と、その少女の言葉の一つ一つに噛み付く箒の姿だった。優奈がうっかり漏らしてしまった(ワザとなんですけどね♪by優奈)一夏が一時的とはいえ学校を休学する理由、それは一年生中にあっという間に拡散し、世界料理人ランキング3位の一夏に料理などを習っている上級生の耳にも入ってしまい、全校生徒の耳に入った。
少数ながらも一夏の休学も愉しんで者も居るが、それを何十倍以上に一夏の身の事を心配する者が現れ、箒を責め立てた。箒はその事が気に食わなかったのはそれに真っ向から反論していた。
自分はまだ専用機を受け取ったばかりで完全に使いこなせない。
あの状況では致し方ない。
私は何も悪くない。
という言葉ばかり。勿論女子生徒達はそんな言葉で彼女を許す訳など無く、其処からとんでもない喧嘩へと発展。木刀やIS整備用の道具、椅子、櫛、鏡、etc。殴ったり蹴ったり、髪を引っ張り抜いたり、関節技を決めたり決められたり、もう大乱闘状態だった。教師陣も止めに入ったがその程度の事では喧嘩は沈静化する事など無く、千冬が直接出動して鎮圧する羽目になった。これにより箒は反省50枚と指導室処分が下った。因みに指導室は本物の牢獄に近い本格的な設備を保有しちゃっているヤバイ部屋である。
この指導室処分は箒が喧嘩の際に数人の女子生徒を病院送りにしてしまった事にある。全国剣道大会で優勝している彼女が木刀なんぞ持って喧嘩したらどうなるかは察しが着くだろう。頭に怪我や顔に怪我をしている子なども居る。女の子にとって顔の傷は致命的だろう、だが彼女達は怪我なの事など全く気にしていなかった。入院した子達が口を揃えてこう言うのだ。
「こんな傷なんてどうだって良い、それより許せないのは龍神or一夏君を傷つけた事を認めないで言い訳し続ける篠ノ之さんです」
っと言い切ったのだ。自分の事よりも一夏を傷つけたのを認めずに言い逃れようとしている箒が許せないと。なんとも美しき友情、女の子の宝といっても過言ではない顔を傷つけられても全く気にしないというのだこの少女達は。
さてさて、一夏が戻るまで学園はどうなるのだろうか
その頃一夏は…
「さあ一夏よ!私の作ったおかゆを食べるがよい!」
「あっはい…ぐぅ!?これは…洗剤お粥…!?」
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