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魔法少女リリカルなのはSCARLET 〜紅い狼の伝説〜
第2話 現状把握
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ゃない。
自分に言い聞かせて、心を落ち着ける・・・よし、もう大丈夫だ。
(ぐぅう〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜)
落ち着いたら・・・腹が減った。
そういえば、死ぬ前から今にかけて、ほとんど何も食べてなかったっけ。
そうなるとまずは・・・
「飯にすっかな」
幸いにも財布の中にはある程度金は入っている。
これなら2,3日は食事に困らないだろう。
そう思い、俺は食事をするために、下山し始めた。
?―3時間後―
食事は無事に済んだ。が、まさかマクド○ルドがこの世界にもあったとは・・・
それに・・・久しぶりに見たぞ、あの赤髪の宣教師・・・
店に入っていきなり「やぁ♪」で、そのまま「お話しようよ?」って言われたんだぜ?
もはや恐怖しか感じなかったわ・・・・・・・・・
まあ、実際何かされたわけじゃなかったけど。
ま、まあその話は置いといて、だ。
食事を済ませてから俺が向かったのは、近くの図書館だ。
あそこならネットも使えるだろうし、ここがどこだかも分かるはずだからな。
調べてみると、ここがどこなのかはすぐにわかった。
海鳴市。それが俺が今いる場所の名前らしい。
そしてその名前から、この世界が一体なんなのかも理解できた。
「リリカルなのは・・・だよな」
そう、あの「魔法少女リリカルなのは」の世界なのだ。
白い悪魔とか死神とかタヌキとか魔法とかが普通にある世界なのだ!
・・・どう考えても平和に暮らせる自信がない。
いや、極力関わらないようにしよう。そうすればきっと大丈夫だ、問題ない。
俺はそう願うしかなかった・・・
?―1時間後―
所変わって自宅前。
じいさんからもらった記憶を頼りに、自宅まで帰ってきたのはいいけど・・・
「・・・・・・」
本日何度目かわからない絶句。
いや、今回は仕方ないと思うよ?
だって、記憶をたどって帰ってきた家が・・・
「衛宮邸・・・だと・・・」
そう、あの衛宮邸である。
Fateシリ
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