暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはSCARLET 〜紅い狼の伝説〜
第2話 現状把握
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「・・・へ?」
体が縮んでしまっていた!
『まあ、転生してすぐは体に異常はないはずじゃが、そのうち体が小さくなるから気をつけておけよ?』
・・・よし、あのじいさんいつか絶対にシメる。
『あと、お主の記憶にある程度“フィルター”をかけさせてもらった。じゃがこっちはそのうち元に戻るじゃろう。まあ、元に戻るまでは我慢してくれ。ちなみに、思い出そうとしても自力では思い出せないからな?』
・・・納得。だからどうしても思い出せなかったのか。
『最後に、転生してからのお主のことなんじゃが、世界に影響が出てもいけないから、あらかじめお主は“その世界で生きている”ことにしてある。お主が自分の家を想像すれば、自然と家がどこにあるのかがわかるはずじゃ』
そう言われて自宅を想像・・・おお、確かに分かる。
『まあ、これぐらいかの。あとのイレギュラーについては、自分で対処してくれ。それじゃ、グッドラック( ´∀`)bグッ!』
『メッセージ終了後、この音声は自動消滅します』
「何っ!?」
すぐにスピーカーを上に放り投げた!
ズドォオオオオンと耳をつんざく爆発音・・・って、どう考えてもスピーカー一つに収まり切る量の爆薬じゃねえ!
「うおおおおっ!?」
小さくなった体をどうにかして押さえ込む。体重が軽くなったせいで、爆風を浴びただけで体が吹き飛ばされそうになってるんだが・・・
爆風が収まって、ようやく顔を上げることができた。・・・うし。
「・・・・・・」
改めて現状を確認してみよう。
@転生したはいいが、俺の魂の影響で、体が小さくなった。
A俺の記憶には、ある程度のフィルターがかかっている(自力での破壊は不可)。
B俺と世界の矛盾をなくすために、俺は最初からこの世界にいたことになっている。
「まあ、こんなところか。」
小さくなった体は、大体10歳くらいまで若返っている。
今はまだ分からないが、他にどんな影響が出ているかわからない。例えば体力とか、戦闘時の立ち回りとか・・・っておいおい・・・
「なんで戦うときのことを想定してるんだよ。もう戦わないって決めただろうが」
そうだった。俺はもう戦わないと誓ったんだ。
そもそも、転生を受け入れたのは、新しい世界で平和に暮らすためだ。断じて戦うためなんかじ
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