参ノ巻
陸の魚
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どうもこんにちは。お気に入りどうも有り難う御座います。こんな暗いシーンですみませ・・・。
あと一話か二話高彬視点のお話が入る予定です。
いや〜・・・難産でした。
高彬じゃなくてわたしが魂飛ばしてました。ピヨピヨ。
高彬が主人公の章は和歌から題をとってくることにしました。もとの題は「幻影・残像」とかそんなのです。どこらへんがマボロシなのかは次回出てくると思います。
本当は、本文にも和歌に絡む話が多々出てきていたのですが、なんか恥ずかしくなってきてしまったので・・・ぜーんぶ、カットしました。
「かくとだに」という章が以前にあったのですが、コメントで「もしや藤原実方の和歌からとってます?」と言われて、嬉しくてにまにましちゃいました。いろいろ、いろいろ織り込んで織り込んで話を書いているので、それに気づいてくださるかたがいると、やっぱり嬉しいものです。
かくとだに えやは伊吹の さしも草 さしも知らじな 燃ゆる思ひを
つまり・・・あっ、あなたのことなんて別に好きでも何ともないんだからねっ!ということです。ええ。訳に関して苦情は受け付けません。当たらずとも遠からずです。多分。
正直、「かくとだに」だけで「こんなにも(あなたのことが好きなんです)」という意味も含めていたので、和歌まで辿り着いて頂けるとは思わず、そもそもだれもそんなところまで気にしないだろうなぁと思っていました。なのでウレシイ。かの有名な百人一首だったからですかね?
「山道不知」もわかった方いたらご連絡下さい。先着一名に・・・何も出ませんが笑。えーと、これだけで意味は「山道がわからない」ってことです。もちろん暗喩です。
本当は父上なんて来る予定じゃありませんでした。
ただ静かに由良と高彬が狂う話でした。
それは次話にまわすとして(・・・)、父上は意外としっかりしていたようです。
これで前田本家は父上一人だけ。お家断絶を防ぐためには分家かどこからか養子を貰わねばならない、しかも早急に・・・と考えると、かわいそうで泣けてきますね。父上・・・。
ここは本当に筆が重いので、はやく続きを書きたいです。
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