暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは ViVid ―The White wing―
第二章
十六話 アルマゲドン!!
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……若き碧眼の覇王を我が下へ……」
アインハルトの真下に魔法陣が展開され、即座に彼女は転移移動させられる。
たどり着いた先は後方。FBのキャロの下だ。

「お帰り、アインハルト」
[Boosted healing]
彼女の少し後ろに辿りつくと同時、即座に彼女に回復魔法が掛けられる。

「すぐ治すから、また前線復帰お願いね」
「あ……はいっ!」
初めて体感する召喚魔法に戸惑いつつも返事をしたアインハルトのバリアジャケットが即座に再生し、数値上のLIFEも回復を始める。

RECOVERY 500 LIFE 570

別の場所では、ティアナからクラナへと念話が飛んでいた。

『クラナ!無事!?』
「っつぅ……(無事……です)」

クラナ DAMAGE 700 LIFE 2130

『そう。とりあえず、中衛のバックアップについてもらえる?流石にきつかったでしょう?』
『……いえ』
『そう?昔と比べると随分タフになったわね』
『……どうも……』
そんな事を言っていて、とりあえずクラナは中衛の方の援護へ向かおうと立ち上がる。が……

『っ……!待ってクラナ!』
「?」
突然、ティアナから鋭い念話が飛んで来てクラナは戸惑ったように立ち止まり、黙りこむ。少しして、少し切迫した様子の念話がクラナに飛んだ。

『ごめん。全力戦闘を休んでもらう暇は無いみたい。ルーの悪だくみが来た。2on1よ!』
「…………!」
『今、後ろのキャロとアインハルトがルーとライノに、フェイトさんがなのはさんとエリオ、ノーヴェがスバルとヴィヴィオを相手にしてる状態。フリーなのは私とクラナ、アンタだけよ!キャロの方に向かって、あの子と連携して防衛に当たって!』
『……了解……!』
言うが早いがクラナは後方に向けて走り出す。全く忙しい事だ。

────

さて、その頃各戦闘区域ではと言うと、2on1の赤組にとっては中々に分の悪い状況が続いて居た。

此方はフェイトの方面。相手はエリオとなのはの元六課教官&教え子コンビだ。

二対一の状況では下手に反撃する事が出来ず、得意の機動力を生かして建物の間を逃げ回るフェイトを、なのはは高速飛行と誘導弾で追いかけまわす。

なのは LIFE 1290
フェイト LIFE 1700

「……ソニック!」
[Sonic form]
次々に殺到してくる魔法弾をこれ以上現在の機動力でよけきるのは難しいと判断したのだろう。フェイトは少々つらそうな顔でバルディッシュに指令を出し、即座にバルディッシュはそれに従い、バリアジャケットを高速機動モードに移行する。

が、それが悪手だった。

「っ!」
「はぁぁぁっ!!」
既に上方から駆け降りる体勢を整えていたエリオが、その一瞬
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