暁 〜小説投稿サイト〜
R-TYPE TACTICS 2 提督の裁量
テスト部
初撃破
[1/3]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
「こちらフォルネウス、敵旗艦を発見した。しかし敵が身動き一つしない。」

まずい、フォルネウス今すぐそこから離れるんだ。

「フォルネウス了解!各機ザイオング慣性機構最大出力で後進!」

ふぅ、危なかった。ワイアット、本艦のデコイを敵旗艦に隣接させるんだ。
ロックバードはフォースデバイスを機体から切り離し、奥の方を偵察してきてくれ。

「ロックバード了解。各機フォースコントロールを開始せよ。」

「デコイ、敵艦への接敵完了」

恐らくこれで敵も勘違いして爆発させるだろう…。
ついでだ、そのデコイはまだ耐えられるだろうからデコイ周辺のデータも収集しといてくれ。

「了解しました。…大佐、敵艦が爆発しません。」

ん?これは一体…なんだこの警報は?

「なっ!?本艦後方に敵ヨルムンガンド級・改がもう一艦出現!?」

しまった、デコイと思っていた艦は本体だったのか…
こいつに傷をつけるわけにもいかない。各隊波動砲のチャージは?

「とっくに完了してますよ、大佐!」

「同じくアンガム、チャージ完了済み!」

「ロックバードも同じく!」

出来た部下で助かる。その場から全速で敵デコイ艦に向かい、ありったけ波動砲を食らわせてやるんだ

「えっ!?敵本体にではなくですか!?」

いいから早くするんだ。理由はあとで説明する

「りょ、了解。ロックバード、波動砲セフティ解除!スタンダード波動砲X発射!」

「フォルネウス了解。セフティ解除!スタンダード波動砲発射!」

うむ、二発で沈んだか。
アンガムはそのままチャージ状態を保持。残る二隊で敵旗艦を制圧するんだ。

「せ、制圧ですか提督!?」

うん。敵旗艦を破壊するよりは乗組員を捕虜として捕らえ、敵艦も自軍の兵力として流用するほうがよっぽど建設的だとは思わないかい?

「は、はぁ…それでは敵に降伏を促す信号を送ります。これで降伏が見られなかった場合は、」

問答無用で破壊。悪いけど僕もそこまでお人よしじゃない。

「分かりました。信号、送信します。」

さて、これで青ならはい、赤ならいいえなんだけど…うん、青が帰ってきたね。
それでは宇宙時計1630を持ってオペレーション「クレイ」は我々地球連合軍の勝利で終了とする

ワイアットは軍本部にこのことを映像資料添付で報告。
彼らは言葉だけでは信用しないからね

「分かりました、軍に報告します。もしもし、こちら地球連合軍対地球外勢力連隊―――」

それじゃフォルネウス、ロックバードは艦に接敵。乗組員をシスコ9に映すんだ。
あ、フォルネウスはまだいいけどロックバードは機体を敵乗組員に絶対盗られないようにね。
それは実戦配備されてるとはいえまだテスト機だ。

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ