第四十一話 百物語と茶室その五
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た。
「お姉ちゃん茶道もしてるから」
「とても美味しいお抹茶淹れてるわよね、いつも」
「けれど私達はね」
「そっちのお茶はね」
出来ないというのだ、それでだった。
博士は二人にだ、彼女と一緒に行けばいいと言った。その彼女はもう一人しかいなかった。
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