暁 〜小説投稿サイト〜
バカとテストと召喚獣 〜失った少年〜
第1章 僕と文月学園。
四時間目  Dクラス戦! (前)
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
でたっても美春のお姉様なんです!」
「来ないで!ウチは普通に男が好きなの!」
「嘘です!お姉様だって、美春のことを愛しているはずです!」
「このわからず屋!」
......うん。かなり引く......。
「行きます!お姉さま!」
2体の召喚獣の距離が詰められる。いよいよ戦闘だ。
「はあぁぁっ!」
「やあぁぁっ!」
2人の声が廊下に響く。
これは、正面からぶつかったら、島田さんの負けなんじゃないだろうか。
FクラスvsDクラスなわけだし。
「島田さん、真正面からぶつかったら不利だ!」
「そんなこと言われなくてもわかってるけど、細かい動作はできないのよっ!」
直後、島田さんが力負けして獲物を取り落とした。
しょうがない。
「Fクラス、織斑 一騎、加勢します!『サモン!』」
僕も召喚獣を呼びだす。ここで、副隊長の1人を失うわけにはいかない!
そして、小声で明久に言う。
「明久、科目を変えてほしい。今すぐ現代国語に変えて!」
「そういうのは雄二から許可貰わないと!」
「じゃあ、それも含めてお願い!」
それだけ言って僕は召喚獣に援護させるようにする。
「須川君、科目を変えることを雄二に伝えて!福村君は現代国語の―」
よかった。明久がちゃんとやってくれたようだ。
あとは、僕の仕事だっ!
『Fクラス 島田 美波&織斑 一騎 vs Dクラス 清水 美春
  化学 11点    &58点  vs   94点     』
島田さんは一応点数は残ってるけど、多分戦えないだろう。
となると、清水さんと僕の一騎打ちか...
点数差36点。まぁ、普通の召喚獣なら無理だろう。
でも、僕は『観察処分者』だ!
剣を構えて突っ込んできた清水さんをかわし、逆によろいをつかみ、投げる。
点数をみると、18点しか減ってなかった。
まぁ、いいや。これを続ければ倒せる....しっ!!
また突っ込んできた清水さんをかわし、今度は、木刀で下から袈裟切りを掛ける。
浮いたところを今度は上から木刀をたたきつける。
再び点数をみる。今度は32点減った。残りは、44点か。
今度はこちらから行かせてもらう!
こちらから突っ込んでいき、一気に木刀を突き出す。
「.......痛っ!」
無論、相手も黙っているわけではないので、ちょっと腕を裂かれたが、
『Fクラス 島田美波&織斑 一騎 vs Dクラス 清水 美春
 化学   11点   26点  vs     0点    』
ふぅ、どうにか倒せたみたいだ。  
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ