第127話 ライジングシャイニー
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安になって2人を探し、森に来てみたら、傷だらけで倒れているユモとイレーネを見つけて急いでここまで運んだんだ。手当てはウェンディやミラちゃんに任せた。やっぱり、イレーネはユモを狙っていたんだ。でも、今回はユモ1人で何とかしたみたいだけどな。でも、なぜか森がめちゃくちゃになっていて、2人ともこんな傷だらけって事は相当激しく戦ったんだな・・・しかも、ユモの額の傷がかなり深いから、傷跡が残るかもってウェンディとミラちゃんが言っていた。
グ「まっ、明日になれば大丈夫か。」
ふと視線をユモに移した。月の光が当たって、ユモの長い水色の髪の毛が銀色に見える。俺はそっと手を伸ばし、ユモの髪の毛に触れる。細くて、絹みたいに軟らかくて、仄かにシャンプーの香りがした。
グ「(お前には、もう二度と『闇』を与えない。必ず、俺が―――――)」
すると、強烈な眠気が襲ってきた。俺はそっとユモの髪から手を離すと壁に寄り掛かって眠りについた。今度は寝たふりなんかじゃねぇからな。
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『ここから再びユモ目線です。』
気がつくと、夜が明けていた。飛び起きて横を見ると、隣に寝ていたイレーネとも、椅子に座って寝ていたグレイの姿が無かった。すると、ギィィと医務室の扉が開いてマヤとルーシィとエルザとウェンディとシャルルが入って来た。
マ「ユモ〜!おはよ〜!」
ウェ「怪我は大丈夫ですか?」
ユ「うん。全然大丈夫。」
エ「あまり無理はするなよ。」
シャ「余計に傷口が開いちゃうからね。」
これぐらいどうって事ないんだけどな〜。
ユ「そういえば、イレーネは?」
ル「朝早くにお礼を言って出て行ったわよ。」
ユ「そっか・・・」
その時、ギィィと扉が開いて、マスターとナツとハッピーとフレイとグレイとリョウとショールとトーヤが中に入って来た。
ナ「よおユモ!元気そうだな!」
ハ「あいっ!」
ト「怪我の具合はどうですか?」
皆心配しすぎでしょ。
マカ「ユモ、起きて早々すまないが、1つだけわしの質問に答えてくれぬか?」
ユ「良いですよ。」
質問の内容が気になったけど、私は快く引き受けた。
マカ「すまんのぉ〜。いきなりじゃが、お前に格闘技を教えてくれた人物の名は、アルウィーゼ・パージアという男か?」
ユ「よくご存知ですね。その通り、アルウィーゼさんは私に格闘技を教えてくれた私の師匠です。」
マカ「やはりか。」
でも、何でマスターがア
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