暁 〜小説投稿サイト〜
圧倒的究極神が世界を旅するそうです ハイスクールD×D編
旧校舎のディアボロス
第一話
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木場が”祐斗”ではなく”祐奈”であることに違和感を抱かない。

既に原作のメインキャラクター達と接触どころかあと一息というくらいに仲もいい。

声をかけてきた少女が、多少人とは違っても気にならない。

「少し、話をしないか?」

物語は本来とは違う開幕を迎えるのだった。














とある部屋に4人の人影があった。

二人は向かい合うように座り、二人は後ろに控えている。

「リアス、用件は何かしら?」

「これを見てちょうだい。朱乃、蒼那に渡して」

向かい合って座っていたのは駒王学園3年の支取蒼那とリアス・グレモリー。

リアスの後ろに控えていたのが3年姫島朱乃と2年の木場祐奈である。

彼女達には共通点があった。

それは悪魔であること。

朱乃と祐奈はリアスの眷属である。

支取蒼那と名乗っているが本名はソーナ・シトリーである。

ソーナとリアスは冥界、悪魔の世界では名家のお嬢様であり、更にグレモリーとシトリーは魔王を輩出している。

「ありがとう」

蒼那は朱乃から渡されたものに目を通す。

渡されたものは5枚の写真と数枚の名前が書かれたリストだった。

若い3人の女性と壮年の1人の男性、神父服をきた少年が1人ずつ写っていた。

そして3人の女性と壮年の男性には人間にはないものがあった。

背中に羽が生えている。それも黒い鴉のような羽が。

「堕天使…、この写真はどこから?」

「それは私が説明させていただきます」

リアスの後ろに控えていた朱乃が前にでる。

「昨日、父であるバラキエルを通じ、『神を見張る(グリゴリ)』からそれが送られてきました。

 数日前に堕天使数名とその部下数十名が姿を消しました。

 何を企んでるかはわかりませんがつい先日、堕天使と思わしき反応がこの街で確認されました」

「ならこの神父服を着た少年は?」

蒼那は1人だけ人間の、神父服を着た男性について朱乃に尋ねた。

「少年の名はフリード・セルゼン。天才悪魔祓い(エクソシスト)といわれヴァチカンの組織に所属していましたが、

 必要もなく命を奪い、悪魔と関わりがあるとしれば民間人ですら、手に掛けるやり方故にヴァチカンを追われ、

 グリゴリでもそれが治るどころか更にひどくなり、追放寸前だったと父から聞いています」

その説明を聴いてソーナは慌てだした。

「まずいわよ、リアス。こんなのが街にいるなんて」

「ええ、私もわかってる。だからこそソーナにも知らせたし、祐奈にも色々頑張ってもらっているわ」

「部長その件で少しお話があります」

今度は祐奈が前にでる。

「祐奈、何かしら
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