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圧倒的究極神が世界を旅するそうです ハイスクールD×D編
旧校舎のディアボロス
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したりするやつらのところに近づくわけがない。
そこに気づくのは、いつになるのやら。
一誠は心底呆れながら、代表して二人に続きを促す。
「「「誰でもいいから女の子の連絡先を教えてください!」」」
松田と元浜、以下数名の野郎どもが土下座をして頼み込んできた。
「却下だ」
「そこをなんとか!?」
一誠は即却下した。食い下がってくる奴もいたが当然拒否である。
押し問答をしていたら一誠は背中に衝撃を感じた。
「ねえねえ、いっくん何の話をしているの?」
シルマだ。男子達の目標が一誠からシルマにチェンジする。
「シルマちゃん、誰か女の子のアドレス教えてください!」
「いつ見てもすごい! 上から9ぶほっ?!」
「変態は黙っていろ」
一誠は変なことを口走った元浜を即座に地面に叩きつけた。
「ごめんね〜、勝手に教えちゃいけないんだ」
シルマの答えにがっかりと男子達は肩を落とした。
幾分か経ち、担任である紅音がホームルームを始める為に教室にやってきて点呼をとり始めた。
「一誠君、準備はいいかい?」
そう宣うのは、学園で爽やか系イケメンと評される、木場祐斗だ。
ちなみに、一誠は魔王系男子と呼ばれ、学園の二大イケメンと呼ばれている。
魔王系男子ってなんだ?と思うが、一誠もよくわかっていない。
今は、他のクラスとの合同体育の時間であり、種目は剣道である。
一誠は木場と、1年の時から、合同体育の時にペアを組んでもらっている。
調節できるとは言え、ステータスが化物な一誠と、一般人が勝負になるはずがない。
体育とはいえ、勝負事で負けるのは嫌なため、そこそこ実力を出してもいい人間とペアを組んだ。
それが、目の前にいる人間とは少し違う感じのする”女”である、木場祐斗だ。
(認識阻害か、幻術を彼、いや彼女は常に自分に掛けている。もしくは掛けてもらっている)
一誠はそれを見抜いていた。
それによって、周りの人間は、彼が男であると思っているし、疑いを持っていない。
但し、それは何も知らない一般人の話。
一誠には、高すぎる魔法抵抗とコンディションスキルのおかげで、幻術や認識阻害が一切効かない。
なぜ、そんなことをしているのかは、一誠にはわからない。だが、今は
「もちろんだ」
この試合に集中する。
「始め!!」
審判をしている紅音から開始の合図が出る。
「はぁっ!」
開始の合図と共に、木場が近づき、上段から竹刀を振り下ろしてくる。
「ふっ!」
一誠は、それを受け止め、鍔迫り合いに持ち込む。
木場は、鍔迫り合いの状況を打破する
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