第126話 封じられた竜の力
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シャ「うぎゃっ!」
フ「おぉっとっと!!いきなり止まってどうしたんだよ?」
ナツがいきなり止まったからフレイ以外の後ろにいた私たちはお互いぶつかり合った。
エ「ナツ!止まるなら声を掛けろ!!」
マ「ど、どうしたの・・・いったい・・・?」
マヤが今回2度もぶつけた鼻を押さえながらナツに聞く。
ナ「道が5つに分かれている。」
ナツが言ったとおり、道がきれぇ〜いに5つに分かれている。
ショ「手分けして捜すしかないな。」
ナ「おっしゃーーー!!行くぞマヤ!ハッピー!フレイ!」
マ「OK!!」
ハ「あいさーーー!!」
フ「りょーかい!!」
ナツとマヤとハッピーとフレイは真ん中の道へ進んだ。
シャ「相変わらずあの4人は行動が早いんだから。」
ウェ「私たちも行きましょうか。」
ト「そうですね。それじゃみなさん、お先に失礼します。」
ウェンディとトーヤとシャルルは左端の道へ進んだ。
グ「んじゃ、俺たちも行くか。」
ユ「そうだね。それじゃあ、また後で。」
グレイとユモは右から2番目の道へ進んだ。
エ「ショール、私たちも行こう。」
ショ「そうだな。それじゃ、また後で合流しような。」
エルザとショールは右端の道へ進んだ。
リョ「さて、竜の力はどの道にあるのやら?」
ル「私たちの行く道にありますようにっ!!」
リョ「よし、行くか。」
そう言うと、リョウが優しく私の手を握ってくる。大きくて、暖かくて、とても頼もしいリョウの手は、もう何度も触れた。私とリョウは残った左から2番目の道へ進んだ。
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『ここからウェンディ目線でいきます。』
トーヤさんの友達の赤と青の火の玉が辺りを照らしてくれるので視界がよく見えて安心です。
ト「竜の力って、いったいどんな力何でしょう?」
シャ「恐ろしいような恐ろしくないような・・・」
ウェ「私はちょっと怖いな・・・」
私も第1世代の滅竜魔道士だけど、私はそんなに強くなんかないし、本物の竜の力がこんな洞窟に封じられてるだけでも・・・
ト「もしかして、ウェンディさんのお母さん、天竜、グランディーネさんの力がここに封じられているかもしれませんね。」
ウェ「え・・・?」
グランディーネの力が・・・
ト「僕の勘、ですがね。」
時々、思っちゃうんです。トーヤさんがいつか、私やシャルルの目の前から消えてしまうと。もう二度と会う事が出来ない、
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