暁 〜小説投稿サイト〜
ドラクエX主人公に転生したのでモテモテ☆イケメンライフを満喫できるかと思ったら女でした。中の人?女ですが、なにか?
二部:絶世傾世イケメン美女青年期
七十二話:お風呂で一人反省会
[3/4]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
とはならないから。
着いてこられそうも無い相手を、例え惚れてたとしても、無理に連れて行きたくはないが。だって、死ぬから。
……え?何?
惚れられた側が、自分を曲げて合わせることを求められて、断ったらこっちが悪い感じになるの?お高くとまってる的な?
……酷くね?それ。おかしくね?それ。
普通に家庭を築きたいなら最初から、普通に家庭に入ってくれそうな相手を選べば良くね?
私がいくら美女だからって、家庭に入れたいなら、最初から惚れるべきでは無くね?
はっきりした目的を持って旅してる女とか、男の側で、検討段階で弾くべきじゃね?
それも、私が悪いの?
結婚相手に最低限求めるべき条件すら忘れさせてしまうほどに、美女過ぎるのが、悪いの??
……よし、気を付けよう。
旅に着いてこられないような男を、本気で引っかけてしまわないように、今後は気を付けよう。
アランさんは、仕方ないよね!
不可抗力だよね!
幼馴染みというか昔馴染みフラグは、勝手に立つ上になかなか折れないからね!
あとアランさんの場合は、保護者的視点というか。
一方的な好意の押し付けじゃなくて、そうすることであわよくば私が旅をやめて、平穏に過ごすことができれば、みたいな意図を感じたからね!
村のみんなが協力してたのも、きっとそういうことだよね!
しかしそこで弾くと、候補はかなり限られそうだなあ。
私、結婚できないかも。
フロルスくん(仮)も、いなそうな感じだし。
まあ、いいか。
パパンとママンを助けたあとでも、遅くは無いだろう!
多少年増でも、美女だし、王族だし!
なんとか、なるって!!
と、気を取り直したところで、体もすっかり温まったのでお風呂を上がり、髪を乾かしたりなんだりを済ませて廊下に出ます。
廊下で待ってたヘンリーが、別にいいのにまた部屋まで送ってくれて。
「髪。乾かすなら、声かけてね」
「ああ。後で行く」
別に拭いとけばいい気もするが、頼んでないとは言っても散々面倒みてもらってるし、折角のイケメンの髪が変に跳ねてるのもあまり見たくないので、これくらいは。
お風呂に戻るヘンリーを見送ろうとして、また過保護なことに部屋に押し込められ。
荷物を整理し、地図を見ながら明日の予定を考え、そうこうしてるうちに戻ってきたヘンリーの髪を魔法で乾かして。
「スラリンだけど」
「もう回収した。風呂にも入れて、もう寝てる」
うーむ。
結局、お風呂も添い寝も取られてしまったか。
まあ、いいか。
この先、いくらでも機会はあるんだし。
「ありがとう。じゃあ、おやすみ。ヘンリー」
「ああ。おやすみ、ドーラ」
明日からも、気持
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ