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ブラック・ブレット [銀の銃弾]
銀の銃弾 第二話
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、だれ一人立とうともしない。まぁ、当然だろう、覚悟をきめてここに来たのだろうから。
すると前に出ていた人がまた、口を開いた。

「よろしい、では説明はこの方におこなってもらう。」

すると特大パネルになんと聖天子が映し出された。

『ごきげんよう、みなさん。』

いやぁ、相変わらず肌が白いねえー。
なんてバカなことを思っていると、何故か全員が立ち上がった。

(え?何でたつの?え?基本的な礼儀?)

そうあたふたしている、俺を聖天子がまて、クスッと笑った。
ちくしょう可愛いなぁ、おい。
...何か後ろの護衛みたいな人の殺気が強まったんだけど?なんでだろうねぇ?(笑)





...はい、いまあった聖天子からの説明では

・昨日東京エリアに侵入した感染ガストレアの排除
・そのガストレアに取り込まれているであろうケース?の奪取

だね、シンプルだね、うん...
何か隣の女性が立ち上がって聖天子とぶつかっていたが気にしない。うん、気にしたくない...
うん、寝よう。

「はははははははははは!!」

うるさっ!
なんだなんだとうとう誰か頭狂ったか?

俺は迷惑気味に笑い声のする方に顔を向けた。
...うん、俺はなにも見ていない、うん、シルクハットを被った仮装大賞にでてくるような奴なんて見ていないぞ、うん。
俺は気にせずまた眠りに入ろうとしたが、何分、周りの視線が痛くてうたた寝をしながらシルクハット野郎の話を聞いていた。


...要約するとこうらしい↓

・えーと、『七星の遺産』というのを聖天子は欲しく、その遺産はさっきいったケースに入っていて、俺たちに奪取してもらおうと考えた。

・そしたら、シルクハット野郎がどちらが先に奪取出来るか勝負!!とか言った。

・一人の民警がシルクハット野郎に突撃したがなんか変なバリアでガードされた。(シルクハット野郎曰く『イマジナリー・ギミック』というらしい。
...それなんてアニメ?
↑現在
...恐らくあいつも俺と同じ『新人類創造計画』の生き残りだろう...

また、さっき民警全員でシルクハット野郎に発砲し続けたが、全てガードされた。
仕方なく俺もシルクハット野郎には安眠妨害されたので、顔面だけに発砲し続けたが、全てガードされた。(笑)

全員の拳銃の銃弾が、底を尽きたときにシルクハット野郎はやっと動きだし、隣の...学生?に何かプレゼントを渡したみたいだ...
俺は黙ってみていたがクルリと俺の方を向くとこう言ってきた。

「さっきの発砲を見ていたが、素晴らしいね。私の顔面だけを狙ってきたが私になに
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