明星の英雄
戦略
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ガイルが聞いた。
「それは、僕が開発した強走の粉塵というものです。吸い込んだ者に強走効果を発揮します。」
「へえ。この際だ、使えるものは使っておこう。」
そして、数分の談笑の後解散となった。
「アルフレッド、ダイラス。」
「はい。」
「さっきの装備の説明を詳しくしてなかったね。」
「ああ、どうも。」
「ヴィジョンシールドというスキルは、全ての古龍に耐性が付くスキルだ。
具体的につくスキルは、龍風圧無効、疲労状態無効、焔鎧ダメージ無効
属性やられ無効、龍耐性プラス三十だな。」
「そんなに付くんですか…。」
「対古龍専用装備と言っても過言では無いな。次に武具なんだが、これも幻龍ノストレイジの素材を使っている。
アルフレッドに渡したのはアルカディアソードという片手剣だ。」
「これですか。」
アルフレッドは片手剣を手に取った
「一応龍属性の武器だが、盾に麻痺毒が仕込んである。盾で殴り続ければそこらへんのモンスターは麻痺状態になるだろう。
「なるほど…。」
「そして、ダイラスに渡したのはフラストレーションというハンマーだ。」
「なんか重いなと思ったらハンマーだったのかよ…。」
「ああ。だが、威力はこの世界に存在する武器の中で一番を誇っていると、俺は思う。」
「この重さからすれば納得できる…な。」
「慣れれば軽いもんさ。」
と一通り説明が終わったところだった。
「ん?」
「どうした、アル。」
「いや、今歌が聞こえたような…。」
「…ホントだ、聞こえる。」
「これはもしや…、龍の宴?」
「あれ?確か龍の宴ってもう始まってなかったっけ?」
「なら…、まずいぞ。」
と言った瞬間であった。
突然空を切るような咆哮が辺りを伝った
「この咆哮は…!」
「ああ。今から十九日以内にこの災厄を振り払わなきゃいけなくたったようだ。」
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