明星の英雄
戦略
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イジの素材を使った防具だ。」
「あ…ありがとうございます。」
「スキルは、護法、斬れ味レベルプラス一、超高級耳栓、ヴィジョンシールド、
そして加速プラス二だ。」
「なんだか、聞いたことのないスキルばっかだな。」
「今説明しても時間の無駄だから後で話すよ。」
「はい!」
「後はアルビノエキスだが…。」
「さすがにそれは俺も持ってないなあ。」
「俺も、全部鬼人薬グレートと硬化薬グレートに使っちまって、ストックがないんだ。」
「エイジさんもロギアさんも、それにワーノルドさんも持ってませんか…。」
「すまないな、力になれなくて。」
「いえ、すいません。僕が無理を言ってるんですから。それに、無い物は集めればいいんですし。」
「そういえば、ある人に会いに行くチームってのはなんなんだ?」
「ああ、そうでした。ある人というのは、古記に書いてあった古の都ロノフィンというところに住むとされている、
竜神族の方々に会ってきて、この村へお連れしてほしいのです。」
「竜神族?竜人族じゃなくてか?」
「ええ。おそらく、龍と話し遣うことから竜人族との差別化を図るための名前でしょう。」
「で、古の都ロノフィンの座標は分かっているのか?」
「詳しくは書いてありませんでしたが、おそらくフラヒヤ山脈とドンドルマの街の間にあるでしょう。」
「なんでそんなことが分かるんだ?」
「龍と話し遣うということは、龍がそれだけ信頼しているということ。つまり、陽龍ガムロスが最初に目撃された地点に
ロノフィンがあると推測していいでしょう。」
「なるほど。アンタ、一体どんだけ頭がいいんだ。」
「それは秘密です。」
「とにかく、後集めるのはアルビノエキスとケルビの角、龍殺しの実と雪山草か。」
セージがまとめた。
「はい。では半分に分かれて、一グループはロノフィンの竜神族の捜索を。
もう一つのグループは十人と五人に分かれて、十人のほうはフラヒヤ山脈に行ってアルビノエキスと雪山草の収集を、
五人のほうはマゼラティア地方にあるグノーム火山へ行って、龍殺しの実を採取してきて下さい。」
アルフレッドが説明を終えた後、一斉に動き出した。
分かれた結果、ダイラスはエイジと他三人と共にグノーム火山へ行く龍殺しの実収集組
セージとガイルは他八人をつれ、フラヒヤ山脈組へ。
ロギアはワーノルド他十三人と一緒に竜神族捜索組になった。
「それではお願いします。それと、皆さんに五個ずつあるアイテムをお渡しします。」
アルフレッドはそばにおいてあった袋から小瓶を取り出し、五個ずつハンターたちに渡した。
「これはなんだ?一見生命の粉塵に見えるが…。」
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