第125話 私に力を・・・!!
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もフレイとナツを追いかけて上空に。私は3人を見届けた後、正面にいるリューバに視線を戻した。リューバも最初は黒い瞳を見開いて驚いていたけど、すぐに私に向き直った。
リュ「これは何の真似だ?」
マ「あんたには最初は私が相手になってあげるよ。」
私はビシッと人差し指をリューバに突きつけて、
マ「バトルで私に勝てないようじゃ、あんたにナツを倒す事も、ナツの力を手に入れる事も出来ないっ!!どうしても火竜の力を手に入れたいのなら、まずはこの私、動物姫(アニマルプリンセス)を倒すのが先だよっ!!」
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『ここからナツ目線でいきます。』
俺はなぜかフレイに?まれて上空にいた。かなり下にリューバとマヤが見える。
ナ「おいフレイ!!何で俺をこんなところに連れてきたんだっ!!作戦って何だよっ!?」
ハ「そうだよ〜。マヤとどんな作戦考えていたの?」
つーか、そんな作戦、いつの間に考えていたんだよ。
フ「俺はマヤの言うとおりにしただけだ。この作戦は全部マヤが考えたんだ。」
おいマヤ!いったい何の真似だよっ!?
フ「マヤ曰く、お前に恩返ししたいんだとよ。」
ナ「俺に?」
ハ「恩返し?」
フレイはゆっくり目を閉じると、話し始めた。
フ「リグリション島の時とか、マヤは何度もお前に助けられた。いつかお前の役に立ちたいって思ってたんだよ。あいつは。」
俺は下にいるリューバと向き合ったマヤを見る。マヤの大きなオレンジ色の瞳は、いつも以上に輝いて見えた。
フ「んで、俺とマヤはこっそり作戦を立てていたってわけだ。俺がお前とハッピーをうまく連れ出して、マヤが最初にリューバと勝負するんだ。もし、マヤがリューバに負けたら、その時はお前等を下に連れて行く。」
ず、随分手際いいんだな・・・
フ「だが、俺はこの作戦で少し不安な事があるんだよ。」
ナ「不安?」
ハ「どんな?」
俺とハッピーがフレイに問いかけると、
フ「たぶん、マヤは使う気だ。」
ナ&ハ「何を?」
フ「鳳凰の力、火炎石の力を・・・」
俺とハッピーの思考が止まったのと同時に、静かに風が吹いた。
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『ここから再びマヤ目線でいきます。』
リュ「最初にお前と?ハハハッ!!俺を舐
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