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【IS】何もかも間違ってるかもしれないインフィニット・ストラトス
役者は踊る
第四四幕 「ベター・パートナー」
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々に聞こえるのは気のせいかな!?」


==織斑一夏and佐藤稔 タッグ結成==







かくしてその日のうちにほとんどのメンバーのパートナーが決定する。
トーナメントまで残された時間を目一杯使いながら、ある者は新たな戦い方を模索し―――

「だからスラスターに頼りすぎなんだよ!もっとコンパクトに加速を使わんと的になるぞ、一夏!」
「はい!!」
「・・・佐藤!スナイプのモーションに入ってから照準を合わせるまでの動作をもうちょっと短縮しろ!命中精度はISがある程度補正してくれる!」
「いえっさー!」
(二人同時指導とは・・・教師の立つ瀬がないな、山田先生)
(仕事とられた・・・ぐすん)

またある者は己の技を磨き続けながら――

「うふふ、それでねぇ?第二射にマイクロミサイル!第三射は僕が引き受けるから第四射は簪に任せるね!!」
「う、うん」(もう深夜2時・・・私、いつになったら解放されるの・・・?)
「それでね?このランチャーの発射機構はちょっと特殊で・・・」

様々な思いを交錯させ――

「むぅ、剣道とは難しいな・・・」
「無理に付き合わずともいいのだぞ、ボーデヴィッヒ?」
「何を言うか篠ノ之。相方の戦力、技量、人格を知るのは重要だと教官も言っておられた。自分の背中を任せるものなのだ、これくらいの苦労は屁でもない」
「・・・あの人、ちゃんとしたことも教えていたのだな」


長いようで短い時を経て、やがて決闘の日を迎える。



「お姉さま!投げつけるものが無くなりました!!」
「ですから投げつけずに戦う道具を使いなさいと・・・ああもう!そんなに投げたいなら相手のISでも投げ飛ばしたら如何ですの!?」
「はあっ!?その手がありました!盲点です!セレンディピティです!!」
(・・・あれ?私もしかしてとてつもなく余計な事を言ってしまいました?)

・・・後にIS界を震撼させる全く新しい武術、“ISアイキ”の誕生もこの時期と重なるという説があるが、真相は定かではない。

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