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【IS】何もかも間違ってるかもしれないインフィニット・ストラトス
役者は踊る
第四二幕 「鈴の音が響く」
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ねえはま・・・(お、お姉さま・・・)へをははひへふははい〜(手を離してください〜)」
「あら、御免あそばせ?」
「ひどいですよお姉さま〜!人の顔で遊ぶなんて〜!!あ、で、でもお姉さまに弄ばれるなら私・・・むぎゅ」
「もう、少しは慎みを持ちなさいな」

とりあえず追加のアッチョンプリケを食らわておいた。なお、その一部始終を見ていた周囲の生徒は「キマシ!?キマシなの!?」「つららさんったらやっぱり百合の花なのね・・・!」「わ、私も!お姉さまになら!!」などとあらぬことを口走っていたとか。・・・ちなみにこのIS学園、毎年十数人は同性愛者が発見されていたりするのは外には漏らせない秘密である。

==セシリア・オルコットand峰雪つらら タッグ結成==







鈴の告白はあっという間に噂で広がり、昼休みには既に1年生中に広がっていた。だが、伝言ゲームで段々言葉が変わっていくように何故か噂は妙な形に歪んでいき、末端にもなると「優勝すれば男性IS操縦者と付き合える」という全然違う内容になっていた。その結果何が起きたかというと・・・

「織斑君!アタイと組んでIS同士によるとんでもねえ戦争って奴を始めようぜ!?」
「私、射撃には(いささか)自信があるのよ?私の方が相性いいって!」
「結章君・・・もしもまだパートナーが決まってないなら、わ、私と・・・」
「いいえ!ユウ君が私とタッグを組むのは1万年と2千年くらい前からの決定事項よ!!誰にも渡さない!」
「ねえねえあの噂ってベル君にも有効なのかな?ううん、きっと有効だよね?」
「なん・・・だと・・・!?かーー!!燃えてきたぁぁーーーー!!!」
「ジョウさん狙いはいないの?」
「いるにはいるんだけど・・・ジョウさん本人が「俺はトーナメント参加できないから対象外」って言いきったから引っ込んじゃった」

20XX年、1年1組は女子生徒の嵐に包まれた。・・・え?いつもの事?・・・それもそうか。
とにかく不参加のジョウとベルーナを除く残り二人の男子にこの機にお近づきになろう、あわよくば優勝して告白しようとする輩が殺到したのだ。しかし一夏もユウもいきなり湧いて出てきて今までろくに喋ったこともない人といきなりタッグを組むのは抵抗がある。ということで――

「あ、俺今からジョウさんに稽古つけてもらうんだ!という訳でユウに頼んでね!?」
「あ、僕は今から風花の調整しなきゃいけないから頼むなら一夏の方にしてね!?」
「「って人に押し付けるな(ないで)よ!!」」

――2人はすぐさま逃げることにした。
こういう時の息の合いっぷりは親友ならではだろう。とにかく互いに互いの面倒事を押し突行けようとしながらも、2人は女子包囲網を強引に突破して逃走するのであった。
ちなみに、現在
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