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魔法少女リリカルなのは〜その者の行く末は…………〜
Chapter-3 Third Story~Originally , meeting of those who that you meet does not come ture~
number-24 meeting
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来た目的のものを探しながら飛んでいたら、なのはと遭遇。そのまま、保護されたということだ。
これが女性――――アミティエの事情で、次は龍雅に関することになった。
もちろん、この話にはなのはとフェイトの二人は聞く耳を持たなかった。それどころか時々龍雅を睨むものだから、彼はすっかり萎縮してしまっていた。何を言い返さないのを見た燐夜は、過去に何かやらかしてしまったのだろうと、龍雅を哀れんでいた。その視線に気づかない龍雅は、リンディから時々求められる同意に答えていたりしていただけだった。
彼――――神龍雅。年齢は先日誕生日を迎えて10歳で管理局所属一等空士。今からちょうど半年前に問題を複数起こして、二階級降格。それがなければ、今頃二等空尉ないし三等空尉にはなれていた筈の少年。それでも若干9歳にして一等空士はすごいほうだ。
しかし、それを燐夜が言ってしまうとなんの褒め言葉にもならない。なぜなら、燐夜は5歳にして管理局執務官になってしまっているのだから。
5歳の少年が執務官という局の中でも重大な役につくのには当然、反対の声も上がっていた。しかし、当時の燐夜はその否定的な意見をすべて押しのけて数々の功績をわずか半年で上げて見せた。オーバーワークともとれるその速さに心配していたものもいたらしいが、燐夜にとってみればちゃんと休息は取っていたらしい。
思えば4歳の少年に嘱託魔導師試験を受けさせる管理局も問題があるのではないかと感じるが、何か仕事しないといけなかったし、何よりも親のために役に立ちたかった。……まあ、それも6歳の時にすべて壊れてしまったが。
話が何時の間にかずれていた。
リンディが今回龍雅を投入する理由としては、今回の『闇の欠片事件』と名づけられた事件を一刻も早く解決するためにある。それが一番の理由だった。体のいい理由ではあったが、リンディ曰く今回の事件で彼は進退が決まるとのこと。
そして、今回の事件の全容としては、リンディが提示してくれた立体プログラムの画面に映っている金髪の少女砕け得ぬ闇、通称システムU−Dの撃破。この少女には魔力結晶とか言うものが備わっているらしく、アミティエはその結晶、エグザミアの回収のためにこの星にやってきたのだという。
燐夜はここでようやくアミティエ……いや、フローリアン姉妹の目的を理解した。
死触によって失ってしまった自然を、エルトリアの大地を綺麗にしたいだけなのだと。
だから、もう一つのモニターに映っている全体的にピンクにまとめている女性、キリエ・フローリアンは、手段を問わずに探し求めて今は、闇の書の残骸『欠片』から生まれた三人の少女の味方みたいなことをしているというわけだ。
「あっ! 燐夜君!」
燐夜がようやく今回の事件の全容を理解し始めたとこ
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