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魔法少女リリカルなのは〜その者の行く末は…………〜
Chapter-3 Third Story~Originally , meeting of those who that you meet does not come ture~
number-24 meeting
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じ銀髪で瞳の色が左右で違っていた。それほど気になるというわけでもなかったが、平均より低めの身長の方が目立っているのではないのだろうか。見た目からして常に自分がトップでないといけないのだ的な感じがする。背の順で並んだら絶対前だと馬鹿にしてやりたい。
女性の方は、活発そうに見えてどこか大人しい。騒がしさよりも静かさをどちらかと言えば好みそうな雰囲気を持ち、所在なさげに佇む青い服を身に纏っている。
――――あまりにも遠慮なしに見過ぎていたのか、女性が燐夜の視線に気づいて近づいてくる。慌てて目を逸らそうとするも、もう遅い。
「さて、自己紹介からしてもらいましょうか」
話しかけられたくないとなんとなく思っていた燐夜は、リンディにここで初めて感謝した。しかし、それも表に出すことはない。リンディに何されるかわかったもんじゃないから。
まずは青い服を身に纏った女性からのようだ。
ちなみにもうすでになのはとフェイトは起きている。詳しく言うのであれば、少年が来る数分前には起きていた。
「えっと、初めまして。アミティエ・フローリアンと申します。親しい人は私のことをアミタと呼びます。ぜひそう呼んで下さい」
そう簡潔にまとめられた自己紹介だった。
次は少年の方である。だが、なのはとフェイトはその少年の方を見ようともしない。初対面ならそれは失礼なため諭そうとするが、どうやら初対面でもないようで、むしろよく知っている奴で同じクラスの嫌われ者なのだそうだ。
「…………神、龍雅」
そう少年は、苦虫を噛み潰した様なそんな苦々しい表情でか細く自分の名前だけを言った。
そして、その後燐夜を睨みつけると再び口を開いていった。今度は先ほどよりも大きな声で。
「俺は、俺と同い年のお前なんて認めない。だから、さっさと帰ってくれないか」
言い方にやたらと棘があった。まるで薔薇の茎のように棘しかなかった。けれども、燐夜は何も反応を示さなかった。今の発言を聞いたうえで無視して、リンディに先に進めるよう促したのだ。
当然、少年――――龍雅は憤りを隠そうとせずに燐夜に殴りかかろうとする。しかし、それをクロノが止めるのだ。結果、龍雅は燐夜に何一つ手を出すことはできない。
そんな二人の様子を知ってか知らずか、リンディは話を進めていく。
その話を纏めるとこうだ。
まず、女性――――先ほどから女性と言っているがおそらく地球でいう女子高生ぐらいの年齢だろう――――が管理局からも管理されていない管理外世界『エルトリア』からこの地球にやってきた。一人ではなく、二人で。彼女が言うには、自分の妹で名前をキリエ・フローリアンというらしい。
アミティエが妹であるキリエとはぐれ、一人で妹とこの地球に
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