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インフィニット・ストラトス 黒剣の死神と謳われた天才
一夏VSバロウ
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トもあるし…」
『ねぇ鈴。さっきなんかおかしなコト言ってたよね』
まさか、シャルロット、僕の能力の弱点まで、
『おかしなコト?』
『うん、確か「大砲ばかり出てたのがその証拠よ」とかなんかって、僕の予想が正しければ、バロウは遠距離型の攻撃しかしてないと思うけど?』
『確かに一夏君が突っ込んできても遠距離攻撃で撃退したわね』
『そこなんです楯無先輩。バロウが接近戦をやらないのはそこにあるんです。接近戦をやるとバロウの能力でそのバロウ自身を現実化してしまうんです』
そう、もし僕が接近戦や体と一体化した武器を作って攻撃すると僕自身の過去像を出してしまう。そうしたら、その過去像は格好の的になってしまう。
「…………流石だよシャルロット…大当たり!!君の言う通りだ。僕の能力『ムービー』はデジャビュする能力だよ!」
僕は万弁の笑みを浮かべながら正解を教えた。
「でも、それが分かったからなんだってゆ一の?一夏はもうおしまいだよ」
『『!!!』』』
「シャルロットなら、もうわかってるんでしょ?過去に放った攻撃を現実化するってコトは、時が経つほどに…僕が攻撃を放ってば放つほどにその数は増えていくってコトだ、君が起きてきた時点で、一夏はもうすでに最悪な状況に陥っていたんだ。もう君の言葉は彼には届かない」
『………………』
「いくら必死で伝えようとしたって…伝わらなきゃなんの意味もないんだよ」
バロウのその顔は悲しい顔をしていた。シャルロットはある一つのことに気がついた。
『バロウ、まさか……』
「シャルは、俺を信じてくれた…俺を信じてお前の能力を暴いてくれたんだ」
一夏はボロボロにながら立ち上がった。バロウは信じらんない顔
をしながら一夏の方を見つめた。
「届かないわけ………………ねえだろ…!必死に伝えようとしてくれた言葉が、伝わらねえわけないだろ!!!」
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