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インフィニット・ストラトス 黒剣の死神と謳われた天才
一夏VSバロウ
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ンナの言葉と同時に顔の付いた立方体が大きく口を開いた状態で飛んできて、俺を噛み砕こうとして後ろに押しながら一緒に地面に叩きつけられた。
「僕を絶対倒すとか言っといてこの有り様、社長が君を『甘ちゃん』って言うのがよく分かるよ」
『なんだと、一夏を愚弄するな!』
「事実だよ篠ノ乃さん。夢ばかり見て、自分の力量をまるで分かってない、そんな一夏が誰かを守るなんて土台無理な話なんだよ」
『……………………!!』
『くっくっくっ…やっとわかったわよバロウ!あんたの能力!!!』
ー◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ー
凰さんが僕の能力の正体を分かったみたいで大声で叫んだ。
『本当か鈴!?そんな役回りでもないのに』
『もちろん!てか、役回りってなによ!?』
「僕の能力を分かったって?」
『ええ、やっとね!バロウ、あんたの能力の正体…それは…“コピーする能力”よ!!!つまり、あんたは自分の攻撃をコピーしていたのよ!!!あの大砲ばかり出てたのがその証拠なのよ!!』
「……コピーする能力?プッ」
『!?』
「プククッフフフっククック!!!」
『な、なにがおかしいのよ!?』
なにがおかしいって、まさかこんな単純な答えを出すなんて、笑いが出てくるよ。
「残念!ハズレだよ。ってゆーか『コピー』って誰でもスグ思いつくと思うんだけど」
『ええ!?』
「たんなるコピーじゃ砲弾がいろんな角度から現れる説明がつかないだろ?」
『あ…』
「いいとこついてたケドね。残念ながら…」
『「デジャビュ」でしょ?』
この声まさか、
『し…シャルロット!!!』
『ごめん。うっかり寝ちゃてた…』
早い、もう気絶から覚醒した!
「驚いたな…あのカノンの連射をうけたのに………」
『急いで武器を展開させてダメージを半減したんだよ』
『シャルロット、「デジャビュ」ってどうゆう…』
『「あれ?前にもこの場面見たことある?」ってコトたまにあるでしょ?あれが「デジャビュ」。つまり…“過去の映像”を“現実”に変える能力!!!それがバロウの能力の正体だよね?」
シャルロットの指摘に僕はただ聞いてるだけだった。
『単純なコピーじゃない。バロウは一度砲弾を放ったその映像を、後で現実化してたんだ。僕が喰らったダブル砲弾の一方は、一度目の砲弾の軌道と全く一緒だったから、あれ?この軌道、一度見たことあるって思ったんだよ。だから、言うならばこれは……デジャビュする攻撃なんだよ』
まぁ、実際は過去にあった映像だからデジャビュじゃないんだけどねと、シャルロットは付け加えた。
「けど、そんなのは推論だろ?たまたまコピーが一緒だったってコ
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