第三十三話『暴走〜互いの思い〜』
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弱々しいその声は今にも消えてしまいそうだ。スウェンはラウラを優しく受け止め、抱きかかえる。
/※/
『何故お前は強さを望んだ』
その背中を目指すため。その瞳に私を映してほしかったから……。
『そのように言われるほどの人間ではない』
それでも、貴方は私の恩師であり、私の理想です。
……何故貴方はそこまでの強さを持っておられるのですか?
『俺は強くは無い。ただ―――』
?
『進むべき道を間違えなかったから……かもな』
進むべき道?
『俺は一度間違えた道を歩いた。だが、そんな俺でも正しく、進むべき道を歩いた事によってここまでこれた。だからお前も自分の信じた正しい道を行け。もしお前が道を誤ったとき、俺が正す。俺がお前を―――」
守る
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