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ドラクエX主人公に転生したのでモテモテ☆イケメンライフを満喫できるかと思ったら女でした。中の人?女ですが、なにか?
二部:絶世傾世イケメン美女青年期
六十九話:お酒は大人になってから
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よ!可愛いじゃないかい!」
「ほんとに、すっかり綺麗になっちゃって!」
「こんなに可愛いんじゃ、ヘンリーさんも大変だね!」
「さ、こっちだよ!二人とも、座った座った!」
長い卓の中央付近に設けられた、三つの席に誘導されます。
スラリンのことは、宿屋のおじさんから伝わってたようで。
ちゃんと台を乗せて、底上げした席が用意されてますね!
ありがたいですね!
スラリンの席は三つの内の一番手前なので、隣に陣取るのかと思いきや。
スラリンをそこに置いたのち、私を真ん中に誘導して、さっさと自分も座るヘンリー。
つまり、私がスラリンとヘンリーに挟まれた形になってますが。
これで、いいのか。
抱っこで満たされたんだろうか。
「ドーラちゃんも、もう十六だし。お酒も飲むだろう?ヘンリーさんは、いくつだい?」
「十八です」
そうだったのか。
特に興味無いから、聞いてなかったから。
初めて知った。
なんとなく年上っぽい気はしてたけど、性別が違うから単純に比較できなかったし。
同年代のまともな知り合いって、他は同性のビアンカちゃんくらいだったから、参考になる比較対象がいなかったんだよね。
いや、だってさ。
お互い、中身は大人だし。
外の年齢が、多少違ったところで。
結婚するんでもなければ、別に関係無くね?
と、自分の冷たさに内心で散々言い訳をしていると、私とヘンリーの目の前に置かれた杯に酒が注がれます。
前世では、お酒は二十歳になってからでしたが。
こっちだと、法律できっちり決まってるわけでは無いので。
大人扱いされる十六歳くらいから、大体良さそうな感じでしたね。
十年前の記憶によれば。
しかし、この体。
飲んだことないけど、たぶん弱いよね。
ゲームで、オラクルベリーの酒場で一杯奢ってもらってクルクルする描写があったじゃない。
ゲーム通りなら弱いよね、確実に。
あんまり気は進まないが、試しに飲むならこの村でというのはいい機会な気もする。
周り全員、保護者みたいなもんだし。
折角だから、ちょっと飲んでみるか。
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