暁 〜小説投稿サイト〜
とある碧空の暴風族(ストームライダー)
時宮遭遇
Trick46_は〜い☆ ニシオリ君☆
[5/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
由は一人のゴミ屑(廃棄物)が一人の女性を襲うためにした過大攻撃。

他の生徒はどこかの誰かに引き渡す予定であり、生徒全員を襲ったのは
それが理由だったこと。

表の人間にだして構わない情報を掻い摘んで信乃は説明していった。



「襲撃させた張本人、ゴミクーズさんにはうちのボスの氏神クロムさんから
 罰を与えてもらっています。

 罰の内容に不満に思うかもしれませんが、不足に思う事はないでしょう」

「ちょ、え、待って! なによ不満に思って不足じゃない罰って!!?」

「おそらくは私達にとってはヤリ過ぎで不満と思うかもしれないという意味でしょう。
 お姉様も落ちつてください」

「それは不満じゃなくて不安って言うのよ!!!」

「おお、琴ちゃんがナイスなツッコミを。兄として嬉しいよ」

「うるさーーい!」

「それと信号無視した運転手には社会的に消えてもらいました。
 あ、私は今はまだ手出ししてませんよ。()ったのはつーちゃんです」

「私達の全く知らないところで知らない理由で人が1人葬られている!?
 何それ恐い!!

 しかも信乃にーちゃんは≪今はまだ≫って結局は()るつもりなの!?」

後半は報告と言うよりも談笑といった雰囲気になってしまった。

「報告は以上です。詳細については現在、神理楽(そしき)が調査中。

 2人に言えるの内容は今のところこれぐらいですね」

「わかったわ」「ありがとうございますの」

「ところで御坂さん、佐天さんの容体、入院時はどうでした?
 今は退院したと聞いてますけど、お見舞いに私は行けなかったので」

事件の日、佐天は体を酷使してカエル医者の病院で入院していた。

信乃も怪我で家から出られなかった(美雪の軟禁とも言う)ため、
佐天の病状は氏神、美雪からの情報でしか知らない。

「重症ではなかったけど、なんか体中の関節が痛いって言ってた」

「まぁ、全身にエアークッションを作って走れば当然ですね。
 むしろ入院程度で済んで良かったです」

「全身にエアークッション? A・T(エア・トレック)の技ですの?
 信乃さん、佐天さんに危ない技を教えていますの?」

「YESであり、NOですね。

 エアークッションについてはA・Tの技ですが、私は教えていません。
 あの境地に辿り着くとは佐天さんの才能は半端ないですね」

「じゃあ、佐天さんは自分で考えて・・・・」

「より正確にいえば自分で感じて、でしょうね。

 今度、佐天さんのご先祖でも調べてみようかな?
 苗字が『(みなみ)』か『野山野(のやまの)』だったりしたら面白いのに」

「なんで信乃さんが佐天さんのお母様の元の苗字を知っ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ