竜宮レナと圭一の戦闘シーンかいてみた(ネタバレ注意:ひぐらしのなく頃に(TV版)第25話
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「レナ!」
「まさか。こんな隠したの、見つけるとはね。……これですべて失敗かぁ」
「ゲームセットだな! レナ!」
〜
「勝った方が正義ってことだね?」にらむレナと不敵な笑みを浮かべる圭一。
「そういうことさ」レナは圭一の懐へ鉈を振り上げ、真っ向から飛び込む。十字にぶつかった金属と刃物からは鈍い音と火花。
「俺に負けたら、そんときゃ覚悟してもらうぜ?」圭一の頬には汗が滲む。
「私に勝ったらどうするっていうの?」
「もちろん、俺の専属メイドさんだよな? 朝はおはようがございますから、夜はおやすみなさいまで! たっぷりご奉仕三昧だぜ?」その言葉にレナは狂ったような笑い声をあげる。「圭一君らしいなぁ」
力を込めて、互いは反発し合う。そこから圭一は後ろに下がり、勢いをつけてレナの元へ走り込む。
〜
「あの時さ、〜思わなかったか? もう一回、こんな戦いをしてみたいって」
「ええ、おもってた!」息を切らしながら、お互い距離を保つ。
「この緊張感、たまらねえぜ! 決着がつくことすら、興ざめするくらいにな!」
その表情は生き生きと、戦いを楽しんでいるかのようにも見える。
「負けても恨まないでね!」力のこもったセリフを吐きながら、レナは圭一に再び切り込む。圭一の方が押されているようにも見える。だが、汗をにじませながらも斬撃を受け止めバットを構える。
〜
何度目かというほど、金属と金属がぶつかる音が響いた頃。
「んじゃ、もっかい確認するぜ! 俺が勝ったら、俺専属のメイドになってご奉仕三昧の毎日だ!人前では、これが私のご主人様ですって、ちゃんと紹介するんだぞ?」真正面に武器をぶつけあったまま、圭一はレナに語り掛ける。
「可愛い服じゃないと嫌だよ?」その瞳に光はないが、口元は笑っている。
「そこは任せろ! 監督の完全監修の元、色々と取り揃えてやるぜ!」
「すごいすごい! ……負ける気なんてサラサラないけど。なんだか楽しそう!」
レナはわざとらしげに笑ったが、ふいに来る圭一の言葉に意表を突かれる。
「次はレナが勝った番だ」
(えっ?)
お互いの武器がぶつかる反動で、レナはよろけながら後ずさる。圭一の表情は真剣だった。
「レナが勝ったら、俺はレナの話を信じる。〜お前が喉をかきむしって死んでも、最後はちゃんと看取ってやるから、安心しろ。」
「……なんだか、私が勝ってもつまんないな」力なくそこに佇むレナ。
「なんだよ、変えるのか?」
「私も、圭一君と同じご褒美が良いな」切なげに眉をひそめ、目を細める。
「
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