潜入せよ!エバルー屋敷
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」
ルーシィはメモを取り出し、ニコラは了解と言うようにさっと左手を上げる。
「月曜は?」
「プゥ〜ゥ〜ン」
無理、とでもいうようにニコラはふるふると首を横に振る。
「火曜」
「プン」
今度はこくんと頷いた。
「水曜」
「ププーン!」
「木曜も呼んでいいのね♪」
「地味だな」
「あい」
「見飽きたな」
そうこう言ってる間に、契約は終わったようだ。
「はいっ!契約完了!」
「ププーン!」
「随分簡単なんだね」
「確かに見た目はそうだけど大切な事なのよ。星霊魔導士は契約・・・すなわち約束事を重要視するの。だからあたしは絶対約束だけは破らない・・・ってね」
「へぇ〜」
「立派だな」
アルカが感心した声を出す。
「そうだ!名前決めてあげないとな」
「ニコラじゃないの?」
「それは総称でしょ」
そう言ってルーシィは少しの間悩むと、思いついたようにポンと手を叩く。
「おいで!プルー」
「プーン!」
「プルぅ?」
「なんか語感が可愛いでしょ。ね、プルー」
「プーン」
「プルーは小犬座なのにワンワン鳴かないんだ、変なの〜」
「プーン」
「アンタもにゃーにゃー言わないじゃない」
すると突然プルーが踊り出した。
つたたたっと歩き、しゃかしゃかしゃかしゃかっと腕を振り、まるっと手で丸を作る。
「な、何かしら・・・」
「さぁ?」
「プルー!お前いい事言うなぁっ!」
「なんか伝わってるし!」
ルーシィとアルカが首を傾げる中、ナツだけには伝わったようだ。
「星霊かぁ・・・確かに雪山じゃ牛に助けてもらったなぁ」
「そうよっ!アンタはもっと星霊に対して敬意を払いなさい」
「あん時はルーシィがついて来るとは思わなかった。けど・・・結果ルーシィがいなかったらヤバかったって事だよなぁ。よーく考えたらお前変な奴だけど頼れるしいい奴だ」
まさかのナツに「変な奴」と言われ軽くへこむルーシィ。
「そっか・・・」
「な、何よ?」
「ナツ、どうしたの?」
「よし決めた!プルーの提案に賛成だ!」
そう言って立ち上がると、ルーシィに満面の笑みを見せる。
「俺達でチームを組もう!」
「チーム?」
「あい!ギルドのメンバーはみんな仲間だけど、特に仲のいい人同士が集まってチームを結成するんだよ」
「1人じゃ難しいクエストもチームでやれば楽になるしな」
「いいわねそれっ!面白そう!」
「おおおしっ!決定だーっ!」
「契約成立ね!」
「あいさーっ!」
「プーン!」
チーム結成を喜ぶ3人。
「おめでとさん」
「あれ?アルカさんは入らないんですか?」
「オレはもうルーとチーム組んでるからな」
「そういえば今日、ルーい
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