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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第146話】
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たバックスピンキック。
流石に何度も質量差のある攻撃を受けたためか、福音は力無くきりもみしながら海面へと落下、落ちた所から激しい水柱を立ち上げた。
「……やり過ぎたか?やはりクサナギだと威力が高過ぎるか……?」
呟きは、静寂が訪れたこの空域に吸い込まれるように――次の瞬間、海面が吹き飛ばされた。
「……成る程、とことんやりあいたいって訳か。――『第二形態移行(セカンド・シフト)』、初めてその変異を見たな、これが」
徐々に高度を上げていく福音は、自らの身体を抱くように踞り、破壊した筈の翼が新たに生え、機械質な翼が、エネルギー翼になった為か生物的な印象を与えた。
更に、第二形態移行した結果か、破損した装甲は元に戻り――シールド・エネルギーも回復しているようだ。
一瞬だった。
福音が突如間合いを詰め、復元した装甲の至るところから小さなエネルギー翼が生え、 密度の高い小型の光弾による弾幕が零距離から放たれ――クサナギの表面装甲に刺さるや幾重にも爆ぜていく。
「ぐぅっ……!?この衝撃、並みじゃないなッ!!」
爆煙をかき消す様に左腕を振るう。
それと同時に掌から高密度ビームを射撃――凪ぎ払う様に振るうと福音はそれに反応するのが遅れ、装甲が焼かれていった――。
この時、花月荘では代表候補生達が俺の単独出撃に気づいた時だった……。
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