修学旅行編
第八話
[4/4]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
任されております。」
「近衛の護衛?その割にはあまり一緒に居る所を見た事が無いぞ。」
「わ、私がお嬢様に近付くなど!そんな恐れ多い事です!!私は影からお嬢様を守る事が出来ればそれで・・・」
何言ってんだこいつ。それじゃ護衛が成り立たないだろ。
「でもまあ、お前も関係者って事は私の正体も知ってんだろ。」
「はい。」
まあ、この前父さんが学園長と同盟を結んだって言ってたから当然か。
「それで、長谷川さんにもお嬢様を守るのを手伝ってもらいたいのですが。」
やっぱそうきたか。でもな・・・
「悪いけど、今は先生達を手伝え無いな。」
「ええ!?どうしてよ千雨ちゃん!!」
私が断ると、神楽坂が文句を言ってきた。
「先生達に魔法使いとしての役目があるように、私にはサイバトロンとしての役目があるんだよ。」
「どう言う意味よ。」
「旅館の近くにデストロンが居るんだ。」
私がそう答えると、先生達は驚愕する。すると、先生が慌てながら確認してきた。
「デ、デストロンって確か悪いロボット達でしたよね!」
「ああ、そうだ。」
「それ大丈夫なの!?」
「神楽坂。大丈夫かどうかはこれから見に行くんだよ。探知機じゃ居場所しか分からないからな。」
「あ、そっか。」
「と言う訳で、私はこのまま行くから、近衛の方は頼んだ。」
「分かりました。千雨も気を付けて下さい。」
「ああ、分かってるよ。」
そして先生達に見送られ、私は旅館を出たのだった。
続く
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ