A’s編
ナハトヴァール起動
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撃してくる。
「あともうちょっとなんだ・・・。あともうちょっとで、はやてと一緒に・・・!」
ヴィータはそう呟きながらなのはに攻撃を加えてくる。
そして完全に防ぎきれなかったなのはは屋上のフェンスにぶつかり、なにかの勢いでついてしまったらしい炎を背に、バリアジャケットを着ていた。
「この、悪魔め・・・!」
「悪魔でもいいよ・・・。わかってもらいるなら、悪魔でもいい!レイジングハート!」
<イエス、マスター>
なのははそう言ってカートリzっじをロードし、ヴィータとの戦闘に入った。
「・・・シグナム」
「薄い装甲をさらに薄くしたのか。どんな一撃でも、当たれば死ぬぞ」
なのはと同じようにバリアジャケットを着ていたフェイトは、今までの薄かった装甲をさらに薄くしていた。
「あなたに、勝つために」
「そうか。貴様とも、もっと違う出会いをしていればよかったのにな」
「まだ間に合います・・・!」
「いや、間に合わないさ。我らは主のためならば騎士の誇りさえも捨てると決めた。もう、あとには引けん」
「なら、全力で止めてみせる」
そしてフェイトとシグナムも戦闘に入る。
残ったのはオレと美愛とアリシア、慎吾の四人。
オレたちは向き合った。
「・・・あれ、なんか俺超不利じゃね?三対一とか何それ無理ゲー」
慎吾が今更なことを言う。
というか無理ゲーとか言うなし。
「でも、オレと美愛はともかく、アリシアは戦闘ダメだろ」
今でも完全に身体が動くわけじゃないしな。
「むー、じゃあわたしは背後からちまちま慎吾に暴言吐いてる。一撃加えるたびに「うわっ、友達に攻撃したよ・・・」みたいな感じで」
「さっすが浅賀家!そのドSは血筋なのか!」
でも残念。アリシアに浅賀の血は流れていない!
「で、オレと美愛、どっちと戦いたい?」
「美愛で」
即答された。
ってか、堂々と女子を選んだよ、コイツ。
「だって陽龍相手だと死亡フラグしかねーだろ」
否定はしない。
「ってか早く戦闘始めろー。ちょっと離れたところで・・・シャマルだっけ?あの人が「アイツら何やってんだよ早くしろよ」って奈々ちゃんみたいな顔してるぞ」
「おにぃ、ちゃっかり死亡フラグ立てたね。平日が楽しみ」
死亡フラグがバッキバキ☆
みたいなやりとりをやっと終え、こちらも戦闘が始まろうとしていた。
そう。
始まったのではない。始まろうとしていた。
「なんで、アレが・・・?」
そう呟いたのは果たしてオレなのか、それとも違う誰かなのか。よくわからないが、目の前にあるものだけはわかった。
「闇の・・・書・・・?」
ヴィータが闇の書を見て、呟く。
その書は黒く蠢くものに覆い尽くせれていた
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