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もしもこんなチート能力を手に入れたら・・・多分後悔するんじゃね?
黒鎧演義・其ノ八
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命を天秤にかけた時に、化け物と怪物のどちらかになるんだろうか・・・今はそれが怖い」
「ふふっ、クロエ君って怖がりなんだ。大丈夫、吸血鬼はきっと少食だから」
「そうかな」
「そうだよ」
そう言ってすずか嬢は微笑んだ。
―――このやり取りを終えて一つ分かったことがある。
すずか嬢、きみは・・・・・・
・・・ひょっとしてこの世界に最初に来たとき(クロエ編第1話、もしも最強の騎士の力を手に入れたら・・・? )に会った女の子ですか?
≪気付いていなかったのかッ!!?≫
(忘れてました)
ゼルギウスさんの声が若干裏返っていたことが個人的に一番衝撃的でした。
「どうしよう忍、俺はまだ弟の事を全然分かってなかったらしい・・・」
「ヒトに対する不信感・・・やはりあの子は?」
「分からない・・・分からないけど、もしもおばあさんの話が夢じゃなくて本当だったとしたら・・・」
そのころ、2人の会話をバッチリ聞いていた恭也と忍はクロエの与り知らぬところで勘違いを加速させていた。既に二人の認識ではクロエは「人ならざる一族の者で、人間の弾圧を受けて家族と死別したショックで記憶を失った哀れな少年」というイメージに固定されている。
人は過ちを犯す生き物である。但し、その過ちが必ずしも人を傷つけるとは限らない訳だが・・・
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