第5章:導かれし者達…トラブルを抱える
第68話:怒らせる・笑わせる・泣かせる……何が目的?
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、ホイミンちゃんを侍らせながら私のパパとダーリンに問いかける。
「リュカさんはどうか知らないけど、俺は違うよ。暇潰ししてたら因縁付けられて、頭きたから因縁返ししてやった!」
「僕も似た様なもんだ……」
流石だ! 即座に話を合わせられるなんて……完全なる師弟である!
「ま、まぁ無事に兜を入手出来たのですから、経緯などは良いじゃ無いですか皆さん!?」
『皆さん』とトルネコさんは言うけれど、軽蔑の眼差しをしているのはライアンちゃんだけ……
他の皆さんは諦め顔です。
「そうよ、無事に兜を手に入れたんだから、他の事はどうでも良いじゃん! それより、天空の武具入手を祝って、モンバーバラで打ち上げしない? 今あそこに面白い芸人さんが居るらしいのよ! みんなで見に行かない?」
どうしてもパノンを諦めきれない私は、打ち上げと称して皆を導く……
「何でそんな訳解らんものを見る為に、そんな遠くまで行かなきゃならないんだ? この近くで……スタンシアラで開演してるのなら解るが、そんな無駄な事はイヤだよ」
「遠くないわよ! お父さんがルーラを使ってくれれば、一瞬で目的地に着「僕はモンバーバラに行った事無い!」
えぇ〜……キングレオ周辺に居たのに、モンバーバラへは行ってないの!?
「あ……でもウルフならモンバーバラに行った事あるよね!? マーニャさんとミネアさんと一緒に行動してたんでしょ!? ルーラでバビュ〜ンと行けるわよね!?」
「行けるけど、俺のルーラじゃ皆さんを運べない。このパーティーは大所帯だから、俺のルーラでは全員を移転させる事は出来ない」
「じゃぁ……お父さんをモンバーバラに連れて行って、その後戻って「めんどくせぇよ! 何で僕の興味が無い事に、これ以上付き合わなければならないんだ? この時代に連れてこられたのだってマリーの所為なのだから、これ以上お前の我が儘に付き合わさせるのは止めてくれ!」
こ、この時代へ来る事に巻き込んだのは私の所為じゃ無いわよ!
アホ神が勝手に巻き込んだんじゃない!
でも皆さんの顔を見る限り、モンバーバラへ行きたいと思っている人は居ない……
何なのこの冒険旅行は!?
見たかったパノンを見せて貰えず、やっと再会出来た彼氏は二股開始するし……しかも腹違いの姉とよ!
私にとって良い事何も無いじゃない!
「そ、そうだ……もしかしたらお母さんがモンバーバラに居るかも「ウルフは行った事あるんだよな……ビアンカは居た?」
「居ませんでしたよ。仮に今現在ビアンカさんがモンバーバラに居たとしたら、あれ程の美人だ……怪しい繁華街全開のモンバーバラから絶世の美女の噂が流れてくるはずです。でもそんな噂は聞いた事無い……つまりビアンカさんはモンバーバラに居ませんよ」
くそっ!
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