大会〜予選〜
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よね。ま、いいけど――アレスだって賭けたんでしょう?」
「ああ」
ポケットからくしゃくしゃとなった紙を取り出した。
スーンが受け取って、それを広げ――眉をひそめる。
「アレス。何でヤン先輩に賭けているのさ」
「倍率が良かったし、お前だって自分じゃなくて俺に賭けていただろう?」
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