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IS 〈インフィニット・ストラトス〉×トリコ 食を探求する夏の毒!
兎来訪!
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は無しっと。よし、
獣化解除
(
ビーストアウト
)
」
一夏は異常がない事を理解すると砂浜に戻った。その時に束にしつこく迫られる、一夏は非常にストレスが溜まっていたので、超獣龍を解除した状態で、海に向かって足を勢いよく振り上げた。すると足からは真空の刃が飛び出し、海を大きく割った。
「え・・・」
「ああなりたくなかったら黙ってるんだな。俺は今機嫌が悪いんだよ糞兎」
そう言って一夏は束の傍から去って行った。束は信じられないような顔をして一夏を見送った。
「し、篠ノ之 束博士・・・本物の・・・」
ただ一人、束の登場に心から喜びを感じている者がいた、モニカだ。彼女の中では束は神格に近く、忠誠を誓っているっといっても過言でも無いだろう。恍惚とした笑みを浮かべて束を見つめるモニカ。束はその視線に気付くが
「何こっち見てるんだよ、気持ち悪い」
といってそっぽを向く。だがモニカは見つめるのを辞めなかった、まるで狂信者のような崇拝の仕方のようだ
「さっさと用を済ませろ、束」
「は〜い」
と千冬にせかされた束は箒への届け物を空中から降下させた。クリスタル状のガラスのような物に覆われた物が降下し、砂浜に突き刺さる。そしてガラスが展開し、そこから真紅の装甲に身を包んだISが姿を現れた。
「これが束さんが作り上げた箒ちゃん専用機!『紅椿』だ〜!全てのスペックは現行ISの全てを凌駕する物なのだ〜!!コアから何まで私のお手製なのだ〜!」
「有難う姉さん!これさえあれば私は一夏の隣に立つ事が出来る!!」
箒は束に自分の専用機を要求していたようだ。一夏の隣に立ちたいという理由だけで、なんという自分勝手。しかも新しくコアを新造されたという言葉の意味を理解出来ているのだろうか。新たなコア、何処の国の所有物ではないコア。これを世界の国が知ったらどうなるのだろうか?自国の物にしようと躍起になるだろう。攻めて現存のコアを使用するならまだ良かったかもしれない。
「お、織斑先生〜!!大変です〜!!!」
麻耶が酷い慌て様で千冬に何かを話すと、顔色が一気に変る。
「現時刻よりIS学園教員は特殊任務行動へと移る。テスト稼働は中止。各班ISを片付けて旅館に戻り連絡があるまで各自室内待機しろ。以上だ!」
そう大声で全員に言うが女子たちはいきなりの不測の事態にうろたえる。がそれを見かねた一夏は手を叩いて注目を集める。
「ほらほら皆、なんだか大変な事にみたいだぞ?とりまテストは中止で、片付けスタート!終わったら旅館に戻って部屋で大人しくしてなさい!大人しくしてたら俺が特製のディナーを作ってあげようかな〜」
「「「「「直ぐに片付けて旅館に戻ろうそうしよう!!」」」」」
「ちょろいなおい」
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