マスター現る!
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のをお姉ちゃんのように慕う人間などいるのだろうか・・・。
「ルーにとって、ティアは大きな存在よ。私はその頃まだギルドにいなかったけど・・・話だけ少し聞いた事があるわ」
「まぁ、今は仕事に出ちまってるし、ルーシィがティアに会えるのはもうちょい先だろうな」
その話を聞いたルーシィは何も言えない。
前に置かれたグラスに、氷が入れられていく。
カロン、カラン、と心地よい音が響いた。
「私達は・・・妖精の尻尾の魔導士達は・・・皆・・・皆何かを抱えてる・・・」
「傷や・・・痛みや・・・苦しみや・・・」
「私も・・・」
「え?」
小さく聞こえた言葉を聞き返す。
「ううん。何でもない」
ミラは何事も無かったかのようににっこりと微笑んだ。
そんなミラを見てアルカは少し暗い表情をし、小さく口を開いた。
「・・・オレも・・・」
「え?」
また聞こえた言葉を聞き返す。
「いや、何でもねぇさ。気にすんな」
アルカも何事も無かったかのように笑う。
そんな2人を見て、ルーシィは何とも言えない表情をしていた。
そして、ナツとルー、ハッピーはハコベ山にマカオを探しに行ったのだった。
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