試験終了×ト×暗殺依頼
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さて、ゴン君の治療をしていたら、ボクの出番がやって来たのでボクはホールの中心部に立つ。相手はキルア君だ。
「やられっぱなしってのは気に食わねえからな……」
「ふふふ」
こっちを睨みつけて、構えを取るキルア君。それに対してボクは自然体で挑む。
「レディ、ファイッ!」
「行くぞっ!」
掛け声と共にボクに向かってくるキルア君に対して、ボクがやった事は一つ。
「参った」
「おぃいいいいいっ!!」
「しょ、勝者キルア選手!」
「ふざけんなてめぇっ!!」
「あははは、だってまだ早いよ」
「畜生っ」
イラつきながら戻って、思いっきり壁を殴った。その後もしばらく続いたけれど、少しすると残ったのはポックルとボク、ハンゾーだ。
「シュテル選手対ユウキ選手!」
「ユウキ、負けるのは許しませんよ」
シュテル先生でも念無しなら問題無いはずだよ。先生は砲撃タイプだし。
「集束砲撃を撃ちます」
「え?」
本気でチャージしだした。それに対して、ボクが取るのは一つだ。
「ボクの負け! というか、シュテル先生……この部屋に居る一部の人達が吹っ飛ぶよ。やるなら外でやろ?」
「残念ですね。ついでにそこの奇術師を抹殺しようかと思ったのですが……」
「ふふふ、ユウキの後ろに居て正解だ☆」
やろう、盾にしてやがりましたね。でも、なんだか凄く怒っている。何かしでかしたのかな?
「まあ、冗談です。それより、そこの奇術師。先程の事を後で吐いてもらいますからね」
「まあ、別に問題ないよ」
シュテル先生の狙いは蜘蛛の事かな。ボク達はそのまま下がって、次の試合を観戦するけど、ハンゾーが圧倒的有利だった。そして、ポックルはボクと戦わずに負けを認めて帰っていった。こうして、ボクはハンターになった。ボクは約束通りに二つ星を貰った。
その後は、ゴン達を拉致って天空闘技場の最上階にあるテナントハウスで修行をさせながら、1階から200階まで登らせる。その間にボクがやる事はお宅訪問だ。ヒソカから教えて貰った事もあるからね。
「という訳で、やって来ました観光名所、ククルーマウンテンでございます」
眼下に広がる巨大な山。ボクは翅を広げて飛んでいる。
「んじゃ、やってみようか……円!」
ククルーマウンテンを全て覆い尽くす円を発動させて、目標人物を探す。すると、向こうから黄金の龍に乗った爺さんだ。
「さて、面妖な存在じゃな」
「お爺さん、ゾルディック家の人?」
「そうじゃ。お主は何用じゃ?」
凄い殺気だね。それに隙もない。これが最高峰の念能力者か。
「キルア君を預かってるので、ご挨拶に来ました」
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