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ドラクエX主人公に転生したのでモテモテ☆イケメンライフを満喫できるかと思ったら女でした。中の人?女ですが、なにか?
二部:絶世傾世イケメン美女青年期
六十四話:長い一日の終わりに
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りか。と思って、しみじみ眺めてみたり。
……うん、大丈夫!
何も、問題無い!
むしろ、完璧!!
浴室には通気孔はあっても窓が無いので、入り口から堂々と侵入でもしてこない限り覗きの心配も無いということで。
すっかり寛いで時間を忘れること、しばし。
いい加減のぼせそうになってきたので、名残惜しいながらもお風呂を上がって、体の手入れをしてドライヤーの魔法(バギを応用した便利魔法)で髪を乾かして。
脱衣場から廊下に出ると、ヘンリーが壁にもたれて、うとうとしてました。
……待っててくれたのか。
そう言えば、『行き帰り』が一人じゃ危ないって、言ってた。
私一人だったから、誰かが入ってこようと思えば入ってこられたし。
それも、見張ってくれてたのかも。
髪が濡れてるし、一応、自分も入りはしたみたいだけど。
私が女だったばっかりに、本当にコイツには苦労かけるなあ。
女が旅するのがここまで大変だなんて、全く考えて無かった。
私が、悪いわけでは無いけれど。
ヘンリーが私の面倒を見る必要なんて、本当は無いんだから。
早く、ラインハットに行って。
早く、自由にしてあげよう。
「……ドーラ。出たのか」
ヘンリーが、目を覚まして声をかけてきました。
「うん」
「じゃ、帰るか」
「うん。そうだね」
「……どうかしたか?」
「ううん。なんでもないよ。髪、濡れたままだと風邪ひくし。部屋に戻ったら、乾かすね」
「ああ、頼む」
先に立って歩き出すヘンリーの腕に掴まりたいような気が、ちょっとだけしたけれど。
今は、誰も見てないし。
恋人のフリも必要無いのでそれはやめて、普通に並んで。
歩いて、部屋に帰りました。
部屋に戻ってヘンリーの髪を魔法で乾かしてると、またヘンリーの顔が赤くなってましたが、もうこれは仕方ないね。
湯上がりの美女に、触れられてるわけだからね。
中身は、残念だけど。
「ヘンリー、もう寝るよね?ラリホー、要る?」
「……頼む」
やはり、無理なのか。
廊下で立ったままうとうとするほど眠くても、それでも普通には眠れないほど、私は強力な美女であるのか。
「よし、行くよ。ラリホー」
ベッドに横になったヘンリーにラリホーをかけると、それはもう効果覿面に。
びっくりするくらいすぐに効いて、ヘンリーが寝息を立て始めます。
「おやすみ、ヘンリー」
返事は当然ありませんが、一日頑張ってくれたことへの感謝と労いも込めて声をかけ、私も横になります。
明日からは、少しずつ。
できるだけ迷惑かけなくしていけるように、頑張ろう。
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