暁 〜小説投稿サイト〜
流星のロックマン STARDUST BEGINS
星屑の覚醒
9 Prototype Begins
[7/7]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
いるか。
そんなことは誰にも分からない。
だが明らかな異常現象だった。
そして彩斗が立っていた場所には、隕石が直撃したというのに無傷の彩斗が立っていた。

「....!?あれは...」
「....!?兄さん...なんですか?」

正確には彩斗ではなかった。
紺色のスーツに白のボディーアーマー、そして全身に走る銀色のライン。
胸に印象的な星形のエンブレム、紺のヘルメットにワインパープルのバイザー。
色は違えど、それはある存在に酷似していた。

「ロックマン...」

その場に居合わせた誰もが理解した。
一度、FM星人の地球侵略から世界を守ったヒーロー、『シューティングスター・ロックマン』とシルエットが瓜二つだった。
違いといえば、全身のラインが黄から銀へ、バイザーの色が赤から鮮やかな紫へと変化している点くらいだった。
だが反面、状況を全く理解していなかった。
どうしてこの場にロックマンが現れたのか、『星河スバル』でない人間がなぜロックマンになれたのか。
だが誰もその答えを知るものはいなかった。





[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ