暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは?ああ、転生者がホイホイ来るあれね
第一部・『Surprise attack to a person of transmigration(転生者への襲撃)』
夢と現実
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うじゃな、この“デンライナー”は“電車”をモチーフとした…というより電車そのものじゃの。線路は自分で敷きながら走るからどんな場所でも広ささえあれば走る事が可能じゃ。
1号車から4号車まであっての、今お主が居る場所が2号車の食堂車じゃよ。一号車に色々置いといたから後で行くといいぞい。お主が希望した機体もな。』


へぇ…いいね、宇宙に住んで毎日地球と星を眺めるのも貴重な体験だな。貴重というか普通に生きてたら絶対に無い体験だけど。
一号車、後で寄らないとな…。

『他に何か質問はあるかの?』

「いや、特に無い。」

『そうかそうか、なら第二の人生、己を捨てず楽しむのじゃぞ。それからそのカードはさっき言った通り耳にあてれば儂と繋がる、何かあったら連絡せい。』

やけにアフターサービスに富んでるんだな、本当にありがたい。

「わかった、多分近々連絡するよ。それじゃ。」


ーーーつー、つー、つー、

あ、切れた。電話だな本当。

とりあえずカードをテーブルに置いて置く。
神に言われた通り一号車に行こう。



ーーうん、夢じゃあないんだよな。

さっき頬を抓ってみたが痛かった、夢には痛覚が無いと聞いた事がある。

ーーあー、現実なんだなぁ…

俺はこれから夢見てたエピオンとウィングゼロに搭乗…というかそれ自身になって死ぬかもしれない戦いをするんだな…。
しかも相手はチート能力持ち、カッコつけてガンダム縛りするんじゃなかった……!これであっさりと殺されたら只の馬鹿だろ俺。
その為には強くならなくてはならない、やった事なんてないしどうすれば強くなれるかなんて曖昧にしかわからないが……。


そんな事を考えている内に一号車に着いた。

薄暗く光はあまりついていない、あったのは中央に変わったデザインのオフロードバイクと壁際には頭部を執拗に殴れば人を撲殺できそうな黒いアタッシュケースが一つ、壁への収納が可能な簡易テーブルに置いてあった。
その隣に何やら書類の束もある。


「…うん、現実なんだろうな…」


こ ん な 現 実 が あ っ て た ま る か。

俺はそう思いつつ「やってみよう!これから君もデンライナーの車掌だ!・完全版(神筆)」とタイトルづけられた書類を手にし、ド下手な人間(?)の絵が描かれた表紙をめくって目次を無視し読み始めた。















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